注目してほしい、アナのサンシャイン力(ぢから)
ミュージカル『アナと雪の女王』で、私が一番注目して欲しい要素は、アナの「サンシャイン力(ぢから)」です。
ミュージカル版アナちゃん、とにかくサンシャイン力が強い。
ストーリーの序盤で歌われる「生まれて初めて」や、ハンスと一緒に歌う「扉あけて」は、映画版と少し歌詞が異なるのですが、大きな変更はありません。
ですが、この二曲のアナちゃんは、映画版よりも陽気で、コミカルで、とってもかわいらしいんです。
特に「扉あけて」のアナちゃんが、ハンスの胸をねっとりと撫であげるシーンなんかは、思わず笑いが溢れるくらい。
寝起きの髪がボサボサの状態から、舞台の上でパジャマからドレスに着替える天真爛漫なアナは、エルサやクリストフを照らす、真夏の太陽のような存在になっていきます。
ちなみにエルサはというと、基本的にフィナーレまでだいたいずっとしんどいので、エルサのオタクは覚悟して見に行ってください。
ただ、誰もが知っている「ありのままで」を歌うエルサは女神のように美しいですし、エルサのドレスの輝きを浴びると寿命が伸びる気がします。
他にも、クリストフにようやく与えられたアナとのデュエット曲や、映画版よりも詳細に描かれているハンスの心象変化の過程は、ミュージカル版でしか見られない演出に!
生きている人間が演じることにより、さらに深みを増したストーリーになった『アナと雪の女王』。
映画見てないよって人も、何度も見たよ! って人も、是非見に行ってくださいね!
ちなみに私のオススメの鑑賞方法は、二階席でステージ全体を見ることと、一階席でエルサのドレスの輝きを直に浴びることです。
なので2回見に行きましょうね。
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