往年の名作を新解釈と新映像で描く、ハリウッドリメイクに期待！
ハリウッドで続く、往年の話題作のリメイク。ホラーの金字塔『キャリー』や『死霊のはらわた』がどう生まれ変わったかも注目だ。
『キャリー』５月公開
キング原作の青春ホラーが新キャストで再映画化
1976年にブライアン・デ・パルマが実写化したスティーブン・キングの同名小説を、『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアース監督、クロエ・グレース・モレッツ主演で再映画化。地味で冴えない高校生キャリーがたどる不幸な物語とその後に待つ壮絶な惨劇を描き出す。オスカー女優ジュリアン・ムーアがキャリーの母親役を演じる。
『ギャンビット（原題）』５月公開
コーエン兄弟が仕掛けるおバカな珍詐欺騒動
1966年のコメディ『泥棒貴族』を鬼才コーエン兄弟が脚色し、『終着駅 トルストイ最後の旅』のマイケル・ホフマン監督の手でリメイク。モネの名画の贋作詐欺を企てた男と、仕掛け人に選ばれた陽気なカウガール、標的となる美術収集家が巻き起こす珍騒動を描く。英国が誇るオスカー俳優コリン・ファースとキャメロン・ディアスの凸凹競演に注目。
『華麗なるギャッツビー』６月14日（土）公開
伝説的古典小説をレオナルド・ディカプリオ主演で映画化
アメリカ文学史にその名を残すフィッツジェラルドの小説を、レオナルド・ディカプリオ主演、バズ・ラーマン監督で映画化。狂乱の時代を迎えた20年代のアメリカを舞台に、大富豪ギャッビーらの上流階級の人間たちの愛と偽りに満ちた世界、華やかな成功とその裏に潜む苦痛や苦悩を描き出す。共演はトビー・マグワイア、キャリー・マリガンら。
『ロボコップ』2013年公開予定
悩めるサイボーグ警官が装いも新たに復活！
1987年に初公開されて、2本の続編やアニメ、TVシリーズも製作されたカルトSFをリメイク。近未来を舞台に、任務中に死亡した警察官がサイボーグ化されて蘇り、巨悪に迫りながら自らの記憶の断片に苦悩する姿を描く。『エリート・スクワッド』2部作で圧倒的な才能を見せつけたブラジル人監督ジョゼ・パジーリャのハリウッド進出作としても注目。
『死霊のはらわた』2013年公開
あの衝撃スプラッター映画が30余年ぶりに新生
1981年に公開され、現在もホラー映画ファンに愛され続けている名作『死霊のはらわた』をリメイク。オリジナル版を手がけたサム・ライミと主演のブルース・キャンベルが製作を務め、新鋭フェデ・アルヴァレズが監督を担当。山小屋で“死者の書”を甦らせてしまった5人の男女が体験する恐怖を、オリジナル版を上回る衝撃描写を交えて描き出す。
