(C)2012男女逆転『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』製作委員会

豪華なラインナップが揃った2012年10~12月期の連ドラ。ところが、終わってみれば視聴率が平均で15%を上回ったのは、『ドクターX~外科医・大門未知子~』『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』の2作品と、『相棒season11』の前半戦のみ。約半分の作品が平均で1ケタという結果になってしまった(ビデオリサーチ社調べ・関東地区)。堺雅人と多部未華子が出演した『大奥~誕生~[有功・家光篇]』も1ケタに沈んでしまった作品のひとつ。最高値は初回の11.6%で、平均は8.58%だった。もっと話題になると思ったんだけどな。

しかし、この男女逆転『大奥』は、原作が今も継続中、映像化も二宮和也と柴咲コウが出演した2010年の映画を皮切りに、2012年10~12月期の連ドラ[有功・家光篇]、そして現在公開中の映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』と続いている。今後も映像化はされるかも……。ということで、あとでチェックし忘れていたということがないように、今回は連ドラ版の[有功・家光篇]を振り返りながら、男女逆転の『大奥』全体をおさらいしてみよう。