日テレ系水曜10時から放送されている、武井咲主演の『東京全力少女』が苦戦している。初回は『相棒11』の2時間9分SPに頭を削られたこともあって、視聴率は9.0%(ビデオリサーチ社調べ・関東地区)。2話以降も8.2%、7.9%と数字を落とし、早くも平均で2ケタを達成するのは難しい状況になっている。

これまで武井咲は、『アスコーマーチ』『Wの悲劇』『息もできない夏』という作品で連ドラの主演を務めているが、視聴率の平均はすべて1ケタ。まだ一度も2ケタを達成していない。そんなことから、最近は新たな低視聴率女王とも揶揄されている。

はたして本当に武井咲は、このまま視聴率の取れない女優になってしまうのか。
そもそも、今期の『東京全力少女』は、そんなに見るべきところのない作品なのか。今回はそこのところをちょっと検証してみよう。