映画はトレンドを生むもので、映画自体にもまたさまざまなトレンドがあるもの。2013年も洋画・日本映画あわせて、多様なジャンルの多種の作品が控えている。未だ人気のアメコミヒーローやコミック原作、またこれぞ映画といった原点回帰の趣の作品や新機軸の作品まで、2013年のトレンドを読み解きながら、見ておくべき注目作・話題作をPICK UP!

あの主人公が新たな姿でスクリーンに! コミック&TV発のヒーローものは鉄板!

2012年は『スパイダーマン』や、『アベンジャーズ』がエンタテイメント大作として注目を集めたが、2013年もヒーローものは多数公開される。なかでもスーパー・マンが『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン製作によって、『マン・オブ・スティール』とタイトル名を変え、”新生スーパー・マン”としてスクリーンに登場! CGもアクションもあの頃よりも格段に進化しているだけあって、相当な超大作になるに違いない。ほかにもTVシリーズ発の『スタートレック』の新作や、『ローン・レンジャー』のリメイクに期待したいところ。

 

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『アイアンマン3』4月26日(金)公開

トニー・スタークを襲う新たなる危機!

ロバート・ダウニーJr.の当たり役となった人気アクション・シリーズの第3作。シリーズ初の3Dで製作が進められ、監督は前2作のジョン・ファブローから『キスキス,バンバン』のシェーン・ブラックにバトンタッチ。グウィネス・パルトロウらのレギュラー陣はそのままに、ベン・キングスレー、ガイ・ピアースをゲストに迎えている。

 

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 マン・オブ・スティール』夏公開

 ノーラン×スナイダーが描く“新スーパー・マン”

米コミックを代表するヒーローにして、これまで数々の映画作品を残してきた『スーパー・マン』が、『ダークナイト』三部作のクリストファー・ノーランの製作、『ウォッチメン』のザック・スナイダーの監督で完全新生。英国人俳優ヘンリー・カヴィルが主演に抜擢されたほか、エイミー・アダムス、ケビン・コスナー、ラッセル・クロウらが出演。

 

 

『ローン・レンジャー(原題)』8月公開

デップ&ヴァービンスキーの海賊コンビ復活

1933年にラジオドラマが放送開始、以降テレビドラマや映画版も製作された人気西部劇がジョニー・デップ&ゴア・ヴァービンスキー監督という『パイレーツ・オブ・カリビアン』コンビによって復活。仮面のガンマン、ローン・レンジャーとインディアンの相棒トントが大活躍。デップが白塗りメイクで挑む、ジャック・スパロウも凌ぐ奇天烈キャラに期待。

 

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スター・トレック イントゥ・ダークネス』9月公開

歴史あるスペースオペラがさらにスケールアップ!

J.J.エイブラムス監督によって完全リニューアルされた老舗SFシリーズ『スタートレック』の最新作。さまざまな宇宙人が共存する未来を舞台に宇宙船エンタープライズ号の冒険を描く。カーク船長役のクリス・パインやスポック役のザカリー・クイントらメインキャストが再集結。人気ドラマ『SHERLOCK』のベネディクト・カンバーバッチが悪役で参戦。

  

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『ウルヴァリン:SAMURAI』9月公開

人気キャラ、ウルヴァリンが日本を舞台に戦う!

マーベル・コミックの人気ヒーローとして数々の映画に登場してきたウルヴァリンが日本を舞台に活躍する最新作。ヒュー・ジャックマンが驚異的なパワーと鋭く強固な爪をもつ男ローガン=ウルヴァリンを熱演するほか、日本人キャストとして真田広之、TAOらが出演。ウルヴァリンを永遠に変えてしまったとされる重要なエピソードが描かれる。