実名制ソーシャル読書サービス「Booklap」運営メンバー

「本の中の心に残った名言やフレーズ」を保存し、ほかの読者と共有できるサービス「Booklap」を紹介。また、運営メンバーの方々に、開発秘話やおすすめの使い方などをうかがいました。
 

本を読んでいると、何度も見返したくなるような名言、世界観を変えてくれるような文章に出会うことがある。そんなとき、みんなはどうしてる? 

ページの端を折り曲げたり、紙やしおりを挟んだり、鉛筆で線を引くという人が大半なのでは。しかし、結局それらは読み返されることなく本棚へ収納される、なんてこともしばしば。

心を動かす言葉には力がある。再び読み返すことで、新たな発見もあるだろう。いつでも手軽に読み返したい。そんな願いを叶えてくれるサービス「Booklap」が登場して以来、話題を集めている。

誰かの感動した本を手にとってみる

自分のお気に入りのフレーズを記録しよう

本の中の心に残ったフレーズを記録するシンプルなサービス「Booklap」。使い方も簡単だ。Facebookを使っている人であれば誰でも登録できる。ログイン後は右上の「フレーズを投稿する」ボタンを押して、読んだ本を検索して選択しよう。ページ数やフレーズ、フレーズについての感想を記せば完了。あっという間に「自分にとっての名言集」が完成する。「ビジネス・経済」「趣味・実用」「文学・評論」などのカテゴリ分けもできて、情報を整理しやすい点もいい。

Facebookでいう「タイムライン」のようなところへ、各ジャンルの本から抜粋された「誰かの胸に響いた言葉」が実名で投稿されていく。自分の尊敬する人や自分に近い嗜好を持った人が投稿したフレーズを目にすることで、次に読みたい1冊と出会えるかも知れない。Facebookを活用した実名制のため、Amazonや他のレビューサイトとは異なり、「匿名ではない誰か」の心に残ったフレーズから本を探すことができる。

「読書中にページの端を折ったり、付箋を貼ったり、マーカーで印を付けたり、気に入ったフレーズをメモしたり、SNS上に投稿したりするような方に使っていただきたいです」とは、Booklapを開発・運営する笠井レオさん(株式会社Prosbee 代表取締役CEO)。