大きく広げて数を稼ぐ!? イベント集客型

自らが企画を主催すればチョコは集まってくる
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次は、すこし思い切ってみれば、できそうな行動をお届けします。

「モテる男とモテない男の違いは『行動力』、ただそれだけです。待っているだけでは、聖戦と呼ばれるバレンタインデーにチョコはもらえません」とアツく語ってくれたのは、社長秘書の男性(31歳)。

「たとえばですが、インターネットを活用してバレンタインデーに関する企画やサービスを制作するなど、自分が主催者になれば、チョコのひとつやふたつはもらえるでしょう。普段の交友範囲を対象とした小さな企画でも、行動力のある男っぷりを見せれば、結果は自ずとついてくるはずです!」

なんてカッコよくキメていただきましたが、実際に昨年大きな話題を集めた「チョコのために軽トラを用意!イケてるしヤバい男のバレンタイン」などが好例でしょう。おもしろい企画やサービスを作れば、ソーシャルメディアを通じて拡散されやすくなります。それを見て実際に足を運んでくれる女性が数多くいることが、本企画では証明されています。

そのほかにも「バレンタインイベントを開催する」(33歳/サービス業)といった意見も。飲み会レベルの小さめなイベントでも、スペースを借りた中規模なイベントでも、自分が幹事をすることで必ず感謝されるので、普通に参加する人よりもチョコゲット率は格段に上がります。まずは飲み会から企画してみては?

恋愛コラムニストに聞く!チョコをもらう技術

「いつもお世話になってるし…お礼チョコ買っちゃおう」と女性に感じさせれば勝ち
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最後はプロにお話を伺います。「まずは棚ぼたを軽んじないことが大事」と話すのは、書籍やWebを中心に恋愛コラムニストとして活躍するひとみしょうさん。

「棚ぼたは『偶然』という意味かも知れませんが、常に棚の下にいるからぼたもちを得ることができる。つまり、常に女性が多くいる場所に出入りしておくことが大切ですが、バレンタインまで残り1ヶ月もありません。ですので、職場など周りの女性に対して、以下のことを心がけてみるのがオススメです」

(1)女性には愛想良くマメに対応
(2)女性の話はよく聞く
(3)女性の言動を否定しない
(4)進んで仕事(残業)を手伝う
(5)100円のものであっても、ごちそうする(コンビニのお茶とか)

いずれも普段から取り組めそうな行いですよね。日常的にこんな振る舞いをしておけば、来年のバレンタインデーにはたくさんのチョコが期待できそうです。

「あるいは、義理チョコを買うのは女性にとって手間がかかることなので、複数の女性の義理チョコ買いを『代行』してあげると良いでしょう。確実に感謝されてチョコをいただけますよ。また、素直に『チョコ欲しい!』と主張するのもありでしょう」

職場で上司などへ義理チョコを配らないといけない会社も存在します。それゆえ、女性にとって義理チョコ買いも仕事のうち。これをサポートすることは、「仕事(残業)を手伝う」という行動と通じるものがありますね。

「恩着せがましく義理や人情を与え続けて『この男子には渡さざるを得ない』と思わせるといいという、いやらしいテクですが、義理というものは夏目漱石の『智に働けば角が立つ情に棹させば流される』の言葉のとおり、昔からこういう類のことではないかと思います。だから義理チョコは1,000円(夏目漱石)までということが昔から言われており、今でいえば『至誠(野口英世)……女性に誠実にしていればチョコくらいはもらえる』ということなのかも知れません」

面白い・癒し系・頑張り屋といったどこか憎めない男性、いつもサポートしてくれる・仕事でお世話になっているなどチョコをあげざるを得ない男性には、女性はチョコを渡したくなる、とひとみさん。女性がチョコを買うときに「顔が浮かぶ男子」になることが重要! バレンタインデーまであと2週間以上あります。できることから実践してみてはいかがですか?

【お話を伺った恋愛コラムニスト】
ひとみしょう・・・作家/コラムニスト。著書に『Dawn Purple(ドーン パープル)』『きみがすき』『キャバ嬢に突撃取材!』などがある。レギュラー連載に内田春菊先生の漫画がおもしろい『エルシーラブコスメティック』や小学館『Menjoy!』での恋愛コラムなど多数。

【関連リンク】
チョコのために軽トラを用意!イケてるしヤバい男のバレンタイン

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。