「習い事で知り合った既婚男性と不倫していました。
付き合う前は友人たちにいろいろと相談していたのですが、数人から『やめたほうがいいよ』『自分が傷つくだけだよ』と止められていました。
反対を押し切って不倫関係になったものの、結局は遊びだったというか都合のいいときに呼び出されて、ホテルで過ごすだけでしたね。
彼にとって私が何なのか、苦しいしつらいし、そのときも止めてくれた友人に打ち明けていましたが、『もうやめればいいのに』と言われてからだんだん疎遠になっていきました。
最終的に彼の奥さんにバレそうになって別れを切り出され、私もイヤになっていたので終わったのですが……。
彼と別れてから半年後、そのときの友人と会う機会があって、不倫をやめたことを話しました。
でも、その子からは『そうなんだ』だけ返されて終わり、モヤモヤしていたので別の友人にそのことを話したら
『○○ちゃん、あの頃あなたのことをすごく心配していたから。
それでも不倫をやめなかったでしょ?
今になって別れたことを言われても、今さらって思って当然だと思うよ』
と冷静に言われて、当時の『何で応援してくれないの?』と口にしていた自分が恥ずかしくなりましたね……。
結局その子とは今も音信不通で、私が変わっても相手は忘れないのだな、と苦しくなります」(27歳/受付)
友人が後ろめたい関係に進もうとしているのを見れば、止めようと思うのが友情です。
でも、つらさで頭がいっぱいになれば、その気持ちがなかなか伝わらないのも事実。
別れたからとそれを報告しても、受け止めてもらえなかった側は鬱屈が消えないままであり、素直に喜ぶのが難しいのは仕方ありません。
信頼を取り戻したいと思うなら、心からの謝罪と感謝の気持ちを伝え続けるのが誠意ではと感じます。