
別れた元恋人とやり直したくてがんばっているとき、それを応援してくれる友人の存在は、本当に心強いですよね。
でも、信じて何でも打ち明けていた女友達が、自分の知らないところで実はその邪魔をしていれば、復縁が進むはずはありません。
「応援する」と言っていたはずの女友達が、実際は裏で何をしていたのか、ある女性のケースをご紹介します。
SNSで知り合い仲良くなった女友達

日向子さん(仮名/30歳)がそれまで仲の良かった女友達と縁を切ったのは、別れた元彼との復縁を裏で邪魔していたことが原因でした。
その女友達のAさんは、日向子さんと同じ30歳、知り合ったのはSNSで相互フォローしていたのがきっかけです。
「いつも私の投稿にいいねをくれていたAのほうが先にフォローしてくれて、特に挨拶などはなかったのですが、同じところに住んで同い年だって親近感があってフォローバックしました。
それからDMでも話すようになって、初めて外で会ったのは知り合ってから三ヶ月くらい経ってからです」
同性の気安さがあったと日向子さんは振り返り、顔を合わせたときに「初対面の感じがしないね」とふたりで言い合って、それからはSNSだけでなくプライベートでも仲良くなっていったそうです。
「私に彼氏がいることはSNSで書いていたのですが、あまり上手くいっていないことも吐き出してしまって、それを心配したAがいろいろと相談に乗ってくれていました」
その彼氏とショッピングセンターでデート中、たまたま買い物に来ていたAさんと鉢合わせをしたことがあります。
「Aはひとりだったので、どうせならとカフェに入って、三人で一時間くらい話しました。
彼氏は話し好きな人で、Aについては私もよく話題にしていたので、気まずい思いをすることもなく三人で盛り上がって、楽しかったですね」
そのとき、彼氏が同じSNSにアカウントを持っていることを知り、Aはその場でフォローしていたのを日向子さんは覚えています。