女友達がやっていたこと
Aさんは元彼に、日向子さんが復縁を狙っていること、でもふたりは合わないと思うからやめたほうがいいこと、今の友達関係も日向子さんが新しい彼女ができるのを阻止したいからだと、話していました。
復縁、という言葉が出て「心臓が飛び出すかと思うくらい緊張した」日向子さんでしたが、
「元彼は、Aが言うことと実際の私の様子が違うことに、違和感を持ったそうです。
確かに友達でいたいと私は言ったけれど、しつこくLINEもしないし、元彼の人間関係を尋ねることもしていません。
『よりを戻したいのかなとは、思っていた』と元彼は言っていましたが、でもそれが嫌だとは、思っていなかったようです」
と、Aさんから何を聞かされても流されなかった元彼の姿を知ります。
交際期間が一年だった日向子さんと、知り合ってそこまで日が経っていないうえに最初から彼女の友達として紹介されたAさんと、男性がどちらに信頼を寄せるかは想像がつきます。
客観的に考えれば、自分の友人を悪く言うようなAさんに男性が好意を持つのは難しく、その言葉と合致しない元カノの日向子さんを正解とするのは、まともな人なら当然のことではないでしょうか。
「元彼と別れたとき、嫌な言い争いとかはなかったし、その後も友達として話せていてよかったと、心底思いました」
そもそも日向子さんを嫌いになったから別れたのではなく、自分の事情を押し付けて別れを選んだ男性の気持ちを考えれば、Aさんの存在こそ歓迎できるものではないはずです。
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