3.お互いを思いやっている

交際しているときは、まとまった時間をわざわざ恋人にさき、観光やレジャースポットに出向くのですから、話題が絶えず楽しいに違いありません。

しかし、結婚はどうでしょうか。日常生活の繰り返しです。経済状況や夫婦のライフスタイルによっては、そのような気晴らしに出かけられないこともあります。

こういう場合、いつまでも仲良しな夫婦は、せめて家での環境をよくしようと、相手を思いやります。お互いにそのような姿勢を貫けるカップルであれば「ひとりでいるより結婚してよかった」と思えるに違いありません。

4.新しいことを一緒に始める協調性がある

長く暮らしていれば、当然マンネリ化することもあるでしょう。相手がやりたいことを汲み取り、コミュニケーションを取れる夫婦はいつまでも仲良しでいることが多いもの。

たとえば、これは少し極端な例ですが、妻のメイクに関心をもつ男性はまだまだ少ないでしょう。しかし、メイクの詳しいことが分からなくても、妻の話を聞くことはできます。

「メイクをすることでどんな気分になるのか」「どうやってメイクを学んだのか」などの会話はできるもの。このような話から、妻のショッピングについて行ったりすることもできます。これも夫からすれば新しい世界ですよね。

新しいことを一緒に始められるような関係性であるためには、まずは相手に関心を持ち続ける必要があります。

5.相手の人生にも責任感が持てる

近年では共働きを選ぶカップルが多くなりつつあります。結婚後もそれぞれのキャリアを持つことは素晴らしいことです。しかし、いつまでも独身気分でいればすれ違いが生じてしまうこともあるでしょう。

夫婦の間で納得できている場合はいいですが、片方がキャリアに没頭し、もう片方は家庭の絆を大事にしたい場合は注意が必要です。

「結婚後もキャリア形成に没頭して、一緒にいる時間が少ない」など、お互いが求める家庭像に差があると、結婚後に寂しい思いをすることもあるでしょう。そうならないためにまずは交際中から心置きなく結婚後の理想を話せる関係であるかどうかを見極めたいですね。

いつまでも仲良しでいる夫婦は理想で憧れる存在です。でも実際は仲良しな夫婦だからこそ、相手のことを知る努力をしていると言っても過言ではないでしょう。

この記事を参考にぜひ結婚後も仲良く暮らすことができるカップルを目指してくださいね。

年子兄弟を養育する1994年生まれ。一度の離婚を経験しシングルマザーに、そして子連れ再婚へ。数多くの恋愛経験から、恋愛コラムを主に多くのメディアでコラムニストとして活躍する。自身の体験をもとに執筆するコラムに定評があり、他者の心を動かす投げかけコラムを得意とする。そのほか介護の資格を所持しており、現代の介護事情にも詳しい。ブログ