恋愛系・妄想ヌードルアート「ザ・麺フィクション」は、ヌードルアート・アーティスト祐天寺ヨリエが、今が旬で最も輝いている有名人をモデルとして描いた麺作品を元に妄想を働かせ、恋に悩む全ての人のために魂を込めて書き綴った「恋愛ハウツー指南コラム」です。
身近に迫る「壇蜜エロ・クライシス」
檀ふみでもない、檀れいでもない。
センセーショナルに登場した我らの壇蜜は、お色気にとんと縁遠い世の女性たちの嫉妬と憧れの的です。
知性があって実は面白い壇蜜は、その"達観感"と、常に状況を楽しんでいる余裕ぶりを見るにつけ、「つい昨日まで売れないグラビアアイドルだった」だの「職業・エッチなお姉さん」だのという安い括りでは語りきれない、今やある種の"畏敬に値する存在"だったということに気づかされます。
こんな今をときめく壇蜜女史に、世の一般女性は果たして勝てる部分などあるのでしょうか。
「いーや、そんな試合はまったくもって開始のゴングすら聞こえてこないよ」と、お笑いコンビ『ずん』の飯尾のごとくつぶやきつつ、寝そべってせんべいをかじっているあなた。
どうか目を覚ましてください。"壇蜜エロ・クライシス"はあなたのすぐそばまで迫ってきています! 壇蜜はあなたの生活と無関係ではなく、もうすでに、決して油断できない状況にまで追い込まれているのです。
「壇蜜女子」の恐ろしすぎる毒牙とは
とはいっても、壇蜜本人がなにも突然、あなたに襲いかかってくるわけではありません。そう、あなたの周りにいませんか。そんな"壇蜜タイプの女子"が。
あなたの本当の身近な敵は、色気があって計算高くも根は素直でかわいいところもある、一般の社会に潜む"壇蜜女子"なのです。
自分の彼氏や夫が、いわゆる"壇蜜女子"の毒牙にかかった日には、もう後の祭り(エーサエーッサエッサホイサッサ)です。試しに1回、自分の男を食われてご覧なさい。そしたら彼は決まってこう言うはず。