(写真左より)坂本勇人(読売ジャイアンツ)、原辰徳監督(同)、矢野燿大監督(阪神タイガース)、近本光司(同)
11月5日、『2021 JERA クライマックスシリーズ セ』決戦前日に共同記者会見が行われた。6年ぶりにリーグ制覇を遂げた東京ヤクルトスワローズ・高津臣吾監督、中村悠平、わずか5厘差で2位に泣いた阪神タイガース・矢野燿大監督、近本光司、まさかの急失速で3位に終わった読売ジャイアンツ・原辰徳監督、坂本勇人が出席、次のように意気込みを語った。
原監督「我々は3位。道のりは険しいかもしれないが、チャンスがある限り、懸命に戦っていきたい」
坂本「『日本シリーズ』へ進めるチャンスが残っている。阪神、ヤクルトにやっぱり巨人は強いと思ってもらえる戦いをしたい」
矢野監督「最後まで優勝争いをした分悔しさは大きい。その思いをすべて込めて戦いたい」
近本「今季は本当に悔しい思いをした。チーム全員で戦ってセ・リーグ全体が盛り上がる試合をしたい」
高津監督「もうひとつ大きな盛り上がりを見せて、プロ野球素晴らしいなと思ってもらえる試合をしたい」
中村「最後まで盛り上げる戦いをするとともに、セ・リーグ王者として堂々とした戦いを見せたい」
明日11月6日(土)の予告先発も発表された。
矢野監督「高橋遥人。本当に期待の投手。今季は少ない投球の中で素晴らしい投球してくれた。まずは高橋に託したい」
原監督「菅野智之でいく。シーズンで本来の力を出し切れていないという意味で元気いっぱい。この『JERA CS セ』でその力を発揮してくれると思う」
マークする相手選手を質問された選手たちはこのように答えた。
坂本「高橋遥人はすごいボールを投げていた。こっちもプロとしてそういう投手を打つためにトレーニングしている。明日は何とか点を取りたい」
近本「菅野投手。初戦で緊張感のある中、初戦どう勝つか、どう点を取るかがすべてだと思う」
中村「巨人は岡本(和真)選手、阪神は佐藤(輝明)選手。神宮は一発長打がついて回る。そのふたりに長打を打たれると勢いが出るので、そのへんを気をつけてリードしていきたい」
自軍のキーマンを問われた監督たちはこう返答した。
原監督「まずは智之。打者はクリーンナップ。丸(佳浩)、勇人、岡本には大いに期待したい」
矢野監督「うちも投手がんばってもらうのがキーだが、ここにいる近本。『JERA CS セ』に戻って来てくれたのでやってくれるのかなと期待している」
高津監督「隣にいるからじゃないが、中村。バッテリーとして投手をリードしてほしい。6番として、打つのも守るのも期待している」
2勝先取の『ＪＥＲＡ クライマックス セ』 ファーストステージ・阪神×巨人は11月6日(土)～・阪神甲子園球場でプレーボール。ファイナルステージは11月10日(水)～・神宮球場で開催。4戦先取で争われ、リーグ優勝したヤクルトには1勝のアドバンテージがある。ファイナルステージではワクチン・検査パッケージを使用したチケットを発売中。
