スケートボードをテーマにした青春オリジナルTVアニメーション「SK∞ エスケーエイト」を舞台化した、舞台「SK∞ The Stage」。12月2日の開幕に先駆けて公開ゲネプロが行われた。
本作は「S(エス)」と呼ばれる、閉鎖された鉱山をスケートボードで滑り降りるという競技に熱狂する暦(レキ/演・木津つばさ)が、カナダからの転校生・ランガ(演・滝澤諒)と出会い、成長していく物語。第1部では、二人の前に立ちはだかるライバルたち、そして最大の敵となる愛抱夢(アダム/演・小波津亜廉)との出会い、勝負までを描く。
劇場に入ってまず驚くのが、実際にスケートボード場のようなその舞台セット。高さを生かした舞台セットだけでなく、映像、そして役者自身の身体能力も活用して表現される「S」は迫力満点だ。
さらに本作には、スペシャル・スケーターとして、様々なスケートボードの大会で優勝、入賞の経歴を持つ池慧野巨と、3名のスケーターが出演。先の五輪でも新種目として盛り上がりをみせたスケートボードだが、ステージセットの中を滑り、トリックを繰り出すパフォーマンスは圧巻。アニメを見ていた観客はその再現性はもちろん、技の多彩さにも魅了されること間違いなしだ。
またゲネプロ前のフォトセッションでは、代表として暦役・木津、ランガ役・瀧澤がコメント。素人状態からその才能もありどんどん進化していくランガを、コミカルな姿も交え演じた滝澤は「暦が作中で『スケボーは無限大なんだ』と言ってくれているように、この作品も無限の可能性を秘めていると思っていますので、ぜひ劇場で楽しんでください」とコメント。そして「S」に魅了され、ランガを導きつつ、その明るさで物語を動かす主人公・暦を演じた木津は、「ここまでチーム一丸となって作品作りに徹してきました。原作ファンの方々が多い中で、すごく見どころの多い舞台になっていると思いますので、ぜひ最後まで応援よろしくお願いいたします!」と意気込んだ。
公演は、第1部が12月2日(木)より12月12日(日)まで、東京・天王洲 銀河劇場にて。第2部は1月15日より、東京・日本青年館で上演する。また12月11日(土)18:00、12月12日(日)12:00、16:00公演はPIA LIVE STREAMでの生配信も決定(アーカイブ付)。劇場にいけない方もぜひこの舞台をライブで楽しんでほしい。チケットぴあでは、公演前日23:59まで当日引換券を、また配信チケットを販売中。