恋人のことは好きだけれど、デートに乗り気になれない、何となく今日は会いたくないと思うようなときはありませんか?

嫌いではないのに一緒に過ごすのを避けたくなるのは、どこかで関係に窮屈さがあるか、または自分の状態が不安定なとき。

男性も、そのような気分になることがあるのだそう。こんな場合の男性心理とはどんなものか、またどう対応するのが良いのか、実録でご紹介します。

気が重くなる理由

「俺は体力を使う仕事をしていて、忙しかったときは彼女とのデートがちょっと億劫になるというか体の疲れが先に出てしまって、ひとりでゆっくりしたいな……と思います。

彼女にもそう言えばいいのですが、一度正直に気持ちを伝えたら『無理に会ってとは言えないけど、あなたのために時間を空けていたから寂しい』と返されたことが思い出されて気が重くて。

俺の体調はどうでもいいのか? とか、嫌な気持ちが湧くことがストレスなのですよね。

どうしても乗り気がしないときは『問題が起こって現場に行かなくちゃいけない』と嘘をつきますが、これだと彼女も責めずに納得してくれます。

会いたいと思ってくれる彼女の気持ちはうれしいし、自分の都合でダメにするのは申し訳ないとも思うけど、疲れているときに会ってもちゃんと楽しめないのがわかっているだけに無理ができません。

今の彼女は特に会いたがるタイプで、責められることを想像すると疲れを理由に断ることは避けたくて……。俺ももっと体調管理に気をつけようと思っています」(27歳/土木)

会いたい気持ちが強い彼女の場合、自分より体調を優先させる彼氏に不満を持ってしまいがちです。

対して、彼氏のほうは自分に気を使ってくれない彼女を見ることでストレスが溜まり、本音を言いづらくなるのが問題です。

デートはふたりが等しく「会いたい」「楽しい時間を過ごしたい」と前向きな気持ちを持つのが正解で、無理に一緒にいてもすれ違いが増えるリスクが高くなります。

疲れを理由に断る彼氏を責めるのではなく、まずは体調を気遣うことが愛情表現であり、そんな姿を見れば彼氏は「会えなくて残念」と素直に伝えられます。

お互いに本音を言い合えるような関係を築くことが大切と考えれば、「寂しいのはお互いさま」と思えて、疲れているときでもつながっていられる方法もふたりで話し合えます。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line