「我が家は男の子の一人っ子ですが、一人っ子だと子どもに対して余裕が持てなくなってしまう、寛大になれないというところはあるかもしれません。
同じ年齢の一般的な子どもの成長と自分の子ども成長を照らし合わせて、『ちょっと言葉が遅いのかも』『なんでこんなこともできないんだろう』と不安に感じてしまうことが多いですね。
大家族で年齢の離れたきょうだいが多い夫は『子どもによって違うんだから、大丈夫だよ〜』なんて言ってくれるのですが、気持ち的に余裕がない時だと『うちは1人しかいないんだから失敗できないんだよ!』みたいな考え方をしてしまって……。
よくよく考えたら、そんな考え方はきょうだいを育てている人や、きょうだいの多い夫に対して失礼ですよね。きょうだいが多いからといって、1人くらい失敗してもいいなんて考えで子育てしている人なんていないのに……。
一人っ子の子育ては“皆違って皆いい”を実際に目の当たりにする機会が少ないので、そう考えてしまうのだと思います」(彫金師/35歳)
一人っ子ママの中には、どうしても育児書にあるような“一般的な成長度合い”や、同じ保育園や幼稚園にいる“出来の良い子”と比べてしまって悩む人も多いそう。
このママのように「1人しかいないんだから失敗できない」という気持ちも、親であればわからなくない気もしますね。
子どもだけでなく、まずは自分自身の考え方に対しても自己嫌悪に陥ることなく寛大でいるようにすると良いかもしれません。
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