コロナ禍によって大きな打撃を受けた映画業界だが、困難な状況下でも「こんなときだからこそエンターテインメントを人々に届けたい」という想いから、2021年は多くの良作が誕生。それに続き、2022年も公開が楽しみな作品が数多く待機する。
そんな中から、海外・国内を問わず注目の作品を紹介。ファン待望の人気作の続編や、話題の原作の映画化、チャレンジングなオリジナル作品など18本をピックアップ。
人気作の続編&最新作6本
日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』1月7日(金)公開
1965年にイギリスで、翌1966年には日本でも放送が開始され、数々の特撮、ロボット・SFアニメ作品にも影響を与えた特撮人形劇『サンダーバード』の完全新作。
オリジナルシリーズ放送当時、音声ドラマとして書かれた脚本をもとに3話のエピソードを初映像化。
日本語劇場版は本作のファンを公言する樋口真嗣が日本公開用に構成。イントロダクション・各話間・カーテンコールを新たに制作し、日本独自の一本化した映画として公開する。
また中心人物の国際救助隊員、ペネロープ役を満島ひかりが務めるほか、井上和彦、大塚芳忠、森川智之、日野聡、櫻井孝宏、江口拓也、堀内賢雄、立木文彦ら、豪華な日本語キャスト陣にも注目が集まる。
『SING/シング:ネクストステージ』3月18日(金)公開
2017年に公開され、興行収入51億円超のヒットを記録した『SING/シング』の最新作。
日本版キャストは、主人公バスター役の内村光良を筆頭に、MISIA、長澤まさみ、スキマスイッチ・大橋卓弥、トレンディエンジェル・斎藤司、大地真央、坂本真綾、田中真弓らが続投。そこへ新たな仲間も加わり、スケールアップした彼らが新たなステージへと踏み出す。
バスターたちは地元で大人気となるが、バスターは世界的にも有名なクリスタル・タワー・シアターで新しいショーを披露することを夢みていた。
しかし、そのためには厳しいオーディションに通過しなければならず、グンターは伝説のロック歌手で今は隠遁するクレイ・キャロウェイを出演させるアイディアを提案する。
『トップガン マーヴェリック』5月27日(金)公開
世界中でヒットを記録し、主演のトム・クルーズを一躍スターダムへと押し上げた『トップガン』(1986年公開)の最新作。
アメリカ海軍のエリート・パイロット養成学校“トップガン”に、教官として帰ってきたマーヴェリック(トム・クルーズ)。若者たちに空の厳しさと美しさを教えようとするが、型破りな指導に訓練生らは困惑し反発する。
さらに、訓練生の中には、訓練中に命を落とした父とバディを組んでいたマーヴェリックを恨むルースター(マイルズ・テラー)もおり……。
常に新たな挑戦を続けるトム・クルーズが挑んだ大スクリーンで観るべき1本。