「元夫は大学時代の同級生で、7年付き合って結婚しました。

結婚したときは28歳で、私は自分に兄妹がいなくて寂しかったこともあり、子どもには兄妹を作ってあげたいとすぐに子どもが欲しかったんです。

婚約中に夫も『子どもが欲しい』と言っていたので子どもは夫婦の共通の希望でした。

でも、妊活を2年以上頑張っても妊娠には至らず。

そこで検査に行ったところ私には原因は見つからなかったのです。

医師に『男性にも』と言われたので夫に検査をお願いすると『俺に原因があるわけない』と拒否。さらには『お金をかけてまで……』と不妊治療をするのを拒否してきました。

そこからは子どもが欲しい私と、夫婦でいいという夫の意見は真っ向対決。

お互いに譲らず、『では別れましょう』となりました。本当に無駄な11年間でした」(32歳/派遣)

不妊の原因は決して女性側だけとは限りません。

こんな男性は何かにつけて責任を女性側に押し付けてくる可能性もあります。

「子どもが欲しい」と言っていたのに協力的ではない男性とは別れて正解でしょう。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。