付き合った後や結婚した後に、「こんなはずじゃなかった」と後悔したという話はよく耳にするものです。
せめて、付き合う前や関係が深まる前に、相手の本質や自分との相性がわかるのであれば、いいに越したことはないですよね。
そこで今回は、結婚相談所パートナーエージェントで、これまで100組以上のカップルを結婚まで導いてきた“婚活のプロ”である成婚コンシェルジュの方に、パートナーを見極めるポイントを教えていただきました。
男性のどこに注目すべき? 失敗しない結婚相手選びのポイント
1: 嫌いなものが同じ
成婚コンシェルジュ「嫌いなものが同じ、という価値観を重視するといいと思います。好きなものに関しては、互いに尊重できるものなので、好きなものは同じでなくても良いです。
しかし嫌いなものは強いられるとストレスや我慢になるので良くないです。
例えばお互いに納豆が嫌いなのであれば、お互い食べなければよいですし、人込みが嫌いな場合は一緒に避けることができます。
好きな人の好きなものは自然と興味を持つものなので、最初は一致しなくても良いのですが、嫌いなものは一致していたほうがストレスの少ない関係を構築しやすいでしょう」
2: その人といるときの自分を好きかどうか
成婚コンシェルジュ「相手と一緒にいるときの自分のことを、一度客観的に見てみてください。そのときの自分のことをあなたは好きですか?
自分が心から喜んでいるかどうか、自分に正直、自分に素直になれているかどうかが大切です。もし自分を偽っていると少しでも感じるのであれば、一度その原因を見つけて、自分が正直になれるように問題を解決しておくのをおすすめします。
偽りの自分のまま、関係を続けてしまうと、将来、その問題が浮上して、困ったことになることもあります」
3: 金銭感覚が合っているかどうか
成婚コンシェルジュ「結婚を前提としている場合、お金の価値観は、一緒に生活する上で非常に大事です。
片方が浪費家でも、片方が倹約家であれば良いという意見もありますが、どちらかが合わせることになるので、結局、ストレスにつながります。
何をもって『もったいない』を感じるか、などお金に対する価値観のすり合わせが大事です」
4: モノを大切にできるか
成婚コンシェルジュ「お相手のことを見るとき、モノを大切にできる人かどうか、という視点でも見てみてください。
モノを丁寧に扱うことができる人は人、つまり、女性のことも大切にできることが多いからです。
例えば、長年ずっと同じバックを大切に使い続けている、ボロボロでも愛着があって最後まできちんと使っている、など身の回りの持ち物の扱い方や、家族や友人との関係の持ち方をチェックしてみると良いと思います」