開業後の路線図

相模鉄道(相鉄)、東急電鉄(東急)、東京地下鉄(東京メトロ)、東京都交通局、埼玉高速鉄道、東武鉄道、西武鉄道の7社は、「相鉄新横浜線・東急新横浜線」を2023年3月(予定)に開業すると発表した。

 

相鉄と東急が進める相鉄新横浜線・東急新横浜線は、相鉄本線・いずみ野線、東急東横線・目黒線に接続し、東京メトロ南北線・副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線まで直通運転を行う。所要時間は二俣川駅(神奈川県横浜市旭区)~目黒駅で約39分、海老名駅~目黒駅で約54分、新横浜駅~渋谷駅で約30分、湘南台駅~新横浜駅で約23分。

西武池袋線・狭山線・有楽町線は同一ホーム乗り換えで小竹向原駅に行き、相鉄新横浜線・東急新横浜線直通運転のメトロ副都心線に乗車すると、新横浜駅に直行できる。詳細な運行計画については、後日改めて告知するとしている。

7社局14路線を結ぶ広大な鉄道ネットワークを形成することで、所要時間の短縮、乗り換え回数の削減など、交通利便性・速達性が向上する。東海道新幹線停車駅の新横浜駅へのアクセスも向上するため、首都圏から関西・中京方面への出張や旅行などがさらに便利になる。

相鉄・JR直通線の開始に伴い、2019年11月に開業した相鉄新横浜線の新駅「羽沢横浜国大駅」は横浜国立大学理工学部の最寄り駅となる。相鉄新横浜線・東急新横浜線の開業にあわせ、東急新横浜線の「新横浜駅」と「新綱島駅」が新設される。