
唯一の4戦全勝・東京サンゴリアスに続くのは2位クボタスピアーズ船橋・東京ベイか、3位・横浜キヤノンイーグルスか。バイウィーク前の『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022』第5節で両軍が激突する。
3勝1敗同士の上位対決だから、負けられないわけでない。横浜Eにとって第3節・埼玉ワイルドナイツ戦の完敗を払拭したいところだろう。開幕戦でグリーンロケッツ東葛に33-12、続く第2節はコベルコ神戸スティーラーズに55-21と2連勝、自信を持って今季初戦の埼玉WK戦に挑んだ横浜Eだが、3-27の完敗。沢木敬介監督もNO8アマナキ・レレイ・マフィも異口同音に「いい勉強になった」と振り返った。前節のシャイニングアークス東京ベイ浦安戦は前日に中止となった。いち早く自信を取り戻したいはずだ。
一方のS東京ベイは埼玉WKとの開幕戦が中止。南ア代表HOマルコム・マークス、豪州代表SOバーナード・フォーリーを欠いた第2節はSA浦安に19-9、LOルアン・ボタ、日本代表主将のFLピーター・ラピース・ラブスカフニ、NO8ファウルア・マキシ、CTB立川理道主将のいない第3節・S神戸戦は22-27。サードローにラブスカフニ&マキシ不在の第4節・GR東葛戦は9トライを量産、59-26とやっとエンジンがかかってきた。初のホストゲームでの快勝をフラン・ルディケHCが「江戸川区陸上競技場に戻って来られてうれしい」と喜べば、立川主将も「オレンジアーミーの前で試合できたことに感謝している」とファンの声援に感謝した。
試合登録メンバーは以下の通り。
【横浜キヤノンイーグルス】
1岡部崇人 、2高島忍、3津嘉山廉人、4コリー・ヒル、5アニセ サムエラ、6コーバス・ファンダイク、7嶋田直人、8アマナキ・レレイ・マフィ、9荒井康植、10田村優、11竹澤正祥、12梶村祐介、13南橋直哉、14ジェシー・クリエル、15小倉順平、16庭井祐輔、17五十嵐優、18松岡将大、19サウマキ アマナキ、20安井龍太、21山菅一史、22マイケル・ボンド、23松井千士
【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】
1北川賢吾、2マルコム・マークス、3松波昭哉、4ヘル ウヴェ、5ルアン・ボタ、6トゥパ フィナウ、7ピーター・ラピース・ラブスカフニ、8ファウルア・マキシ、9谷口和洋、10バーナード・フォーリー、11近藤英人、12立川理道、13ライアン・クロッティ、14金秀隆、15ゲラード・ファンデンヒーファー、16杉本博昭、17山本剣士、18オペティ・ヘル、19デーヴィッド・ブルブリング、20末永健雄、21藤原忍、22テアウパ シオネ、23桑江健一郎
横浜EはSOに田村が戻り、S東京ベイもケガ人が帰ってきた。両軍ともベストメンバーに近い布陣である。果たして、勝点を積み重ねるのはどっちか。『NTTリーグワン2022』第5節・横浜E×S東京ベイは2月6日(日)・ニッパツ三ツ沢競技場にてキックオフ。チケットは残りわずか。試合の模様はテレビ神奈川にて生中継。