きょうだいがいる場合はどうしたらいい?

きょうだいがいると、「僕・私のものを勝手に使った!」とケンカになることもしばしば。子どもが自分のものを管理するのはなかなか難しいことです。

kayokoさんのお家では、きょうだいのものはそれぞれに色を決めて、シールを貼って、誰のものかすぐ分かるようにしているそう。そうすることで「揉めごとが減り、整理がしやすくなった」とkayokoさんは言います。

さらに、それぞれにものの置き場を与えると、その整理も自分たちでできるようになっていきます。

どれが誰のモノかが分かっても、ちゃんと戻してくれないとお片付けになりません。片付けの基本「元の場所に戻す」がしっかり身に付くように、自分のモノに、それぞれの定位置(おうち)を持たせるようにしました。テレビ収納の一部を姉用、弟用と一つずつ決めています。毎日「おうちに帰らせてね」と繰り返すうちに、自分で自分の定位置にしまう姿も増えてきました。

出典(『暮らしが整う「片付けない」片付け』)

同じようなやり方で、玄関の散らかりがちな子どもの靴を整理する方法もあります。

どうしても靴が脱ぎっぱなしになりがちだったのですが、子どもの目線上に、「きれいにならべてくれてありがとう」という可愛いメッセージシールを貼りました。それから靴を揃えて並べることができるようになりました。並べたら周りの人も自分も気持ちいいということがわかったようです。

出典(『暮らしが整う「片付けない」片付け』)

「脱いだら揃えなさい」と子どもをしつけるよりも、自然と自分から片付けたくなる方法ですね。