
ファン待望のカードである。そして『ラグビーワールドカップ2019』で時計が止まっている多くの人に見てほしい試合でもある。『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022』第7節で『ジャパンラグビー トップリーグ 2021』プレーオフトーナント決勝の再戦が組まれた。埼玉ワイルドナイツ×東京サンゴリアス。かつての『トップリーグ』で覇権を争い、今後『リーグワン』でタイトルを競っていくであろう黄金カードである。
ここまで東京SGが6戦全勝・勝点28で首位を走れば、埼玉WKは4勝2敗・勝点18の4位。しかし、新型コロナウイルスによる試合中止を除けば、両チームとも4戦4勝である。埼玉WKは第5節・シャイニングアークス東京ベイ浦安に今季のベストパフォーマンスで48-5と完勝すると、前節・東芝ブレイブルーパス東京戦では相手の圧力に苦戦するも得意のカウンターとオーストラリア代表WTBマリカ・コロインベテの決定力で30-18と勝ち切った。一方の東京SGは第4節はメンバーを大幅に入れ替え、第5節・NTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦に勝つには勝ったがミスが目立ち、前節は試合中止に。主力の試合勘やゲーム体力が気になる。
試合登録メンバーは以下の通り。
【埼玉ワイルドナイツ】
1稲垣啓太、2坂手淳史、3平野翔平、4長谷川崚太、5ジョージ・クルーズ、6ベン・ガンター、7ラクラン・ボーシェー、8ジャック・コーネルセン、9内田啓介、10松田力也、11マリカ・コロインベテ、12ハドレー・パークス、13ディラン・ライリー、14竹山晃暉、15山沢拓也、16堀江翔太、17クレイグ・ミラー、18ヴァル アサエリ愛、19マーク・アボット、20布巻峻介、21小山大輝、22ヴィンス・アソ、23福井翔大
【東京サンゴリアス】
1石原慎太郎、2堀越康介、3垣永真之介、4ツイ ヘンドリック、5ハリー・ホッキングス、6下川甲嗣、7小澤直輝、8ショーン・マクマーン、9流大、10田村煕、11中野将伍、12中村亮土、13サム・ケレビ、14尾崎晟也、15ダミアン・マッケンジー、16中村駿太、17森川由起乙、18中野幹、19辻雄康、20飯野晃司、21齋藤直人、22仁熊秀斗、23テビタ・リー
コロインペテとケレビのワラビーズ対決にSO松田&FB山沢とSO田村&FBマッケンジーのダブル司令塔決戦、ライリーと中村による日本代表CTBマッチアップなどなど、見どころは枚挙にいとまがない。埼玉WKが後半に堀江、ミラー、アサエリ愛のフロントローを送り出してエナジーを注入すれば、東京SGもSH齋藤、WTBリーらを投入し一段ギアを上げる。好ゲームの予感大のメンバーが並ぶ。
果たして、東京SGが全勝をキープするのか、埼玉WKが止めるのか。『NTTリーグワン2022』第7節・埼玉WK×東京SGは2月26日(土)・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場にてキックオフ。試合の模様は日テレ(関東ローカル)にて生中継。