三重県桑名市にある「なばなの里」。
四季折々の花や木々が楽しめる、広大なフラワーパークです。
毎年10月になると、趣向を凝らしたイルミネーションが登場します。
その圧倒的な美しさは、全国イルミネーションアワードで3年連続1位を獲得するほど。
2017年には、高い演出力が評価され、プロフェッショナルパフォーマンス部門1位に輝きました。
そればかりか、世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」で、「外国人に人気の観光スポット2017」のTOP30(27位)にランクイン!
さて、今年はどんなイルミネーションが展開されているのでしょうか。
プロフェッショナルと言われる所以は?
今年はどうやら「くまモン」が登場しているようですが……、おっと、その詳細はのちほど!
なばなイルミファンの息子たちを連れて、徹底リポートいたします。
混雑対策やオススメの周り方、グルメ情報もご紹介!
入場券は1000円分の金券付き!
まずは入場券を購入します。
当日の混雑を考えると、事前にコンビニ等で用意しておく方がいいですね。
イルミネーションシーズンの入場料は、小学生以上2300円。少し高い印象かもしれませんが、里内で使える1000円分の金券付き。
レストランや売店のクオリティも高いので、使い道に困ることなくお得です。
金券分を差し引き、1300円であのキラキラを楽しめることを考えたら、決して高くはありません。未就学児は無料!
エリアごとに変わる多彩なイルミ
里内のイルミネーションは1種類だけではありません。
大きく分類して、5つのイルミネーションが展開されています。
幻想的な光の雲海
最初に向かったのは、ブルーのLEDが幻想的なエリア「光の雲海」。
白く輝くアーチをくぐれば、甘美な気分に浸れます。
アーチの光で顔が明るくなるので、自撮りしてSNSにアップする人も多いようです。
入場ゲート右手の「長島ビール園」前にあります。
水面がキラリ! ロマンチックイルミ
さらに進むと、水上イルミネーションが現れます。
「なばなの里イルミネーション」がスタートした頃から続く、人気のスポットでもあります。
水が流れるようなやわらかな曲線の光が印象的。
約640億色もの演出が可能な最新LEDを使用して、木曽三川の姿が演出されています。
ここで、広報さんにツウな情報を教えていただきました。
「点灯直後の約30秒間だけ、特別バージョンで光るんですよ」。
チャペルの鐘が鳴ったら、点灯の合図。いつもより色濃くカラフルな光が!
イルミの全景を見たいなら上空へ!
さて、いよいよメイン会場となるテーマイルミエリアへ参りましょう。
と、その前に、上空から園内全体を眺めてみたいと思います。
池の向こう側に妖しく光る円盤は「アイランド富士」。地上45mまで上昇する展望台です。
頂上ではゆっくりと回転するので、どの席に座っても里内の各所を見ることができます。里内の隅々どころか、中部国際空港セントレアや、名古屋駅のツインタワーまで見渡せます。
長男「いろんなイルミネーションが見える!」
次男「あ! くまモン♡」
そうそう、今回のメイン会場は、イルミの中にくまモンが登場するんです。のちほどご紹介いたします。
アイランド富士
大人500円、3歳~中学生300円(金券利用不可)
視界の先の先までキラッキラ! 200m続く光のトンネル
では、お待ちかねのメインエリアへ向かいます!
メインエリアに抜けるルートは、「光のトンネル」として演出されています。
トンネル前に立つと、思わず「うわぁ…!」。
目の前には、暖かい色の光が視界いっぱいに広がります。トンネルの長さは200m!
なばなの里がイルミネーションスポットとして世に知られるきっかけとなった場所でもあるんです。
最新LEDを使用して、暖色系の光を作り出しています。
点灯直後には、15秒ほどかけて手前から徐々に点灯していく様子を見ることができます。