年末年始に夫の実家に子ども連れで家族そろって帰省して、義父や義母とともに年越しとお正月を過ごすという人は多いのでは? でも、気が重いというママも多いはず。本来は楽しく家族で年末年始を皆、健康に過ごしたいものですよね。
そこで今回は、義実家でコミュニケーションをうまくとって、ママも心から楽しく過ごすためのちょっとしたコツを、嫁姑に関わる相談を専門とする心理カウンセラーの間瀬はる乃さんに伺いました。
義実家への子連れ帰省中のよくある悩み解消のコツ!
義実家への子連れ帰省中、次のような悩みを感じていませんか。そのよくある悩みに対して、間瀬さんにうまく解決するためのコツを伺いました!
義父・義母との会話のネタに困る…
間瀬はる乃さん(以下、間瀬)「義父母にとって、孫の成長は、何よりの楽しみの一つです。子どもが転ぶなどのハプニングや、思わず笑ったりしたことなど、喜怒哀楽が混じったエピソードがあれば越したことはありませんが、日常の何気ないことを話すだけでも喜ばれるでしょう。
また、義父母の体調を気遣う言葉かけや健康の話題は、関心を持ってもらいやすく、話が広がりますね。
ただ、無理にこちらから話そうとしなくてもOKです。話題作りがストレスになるなら沈黙を恐れなくても大丈夫。義父母が、何か話しはじめたら相づちを打つだけでも十分です。人は、自分に興味をもってくれていると思うと、その相手を好意的に感じますから、聞き役にまわるのもいいと思います」
家事の手伝いはどこまで?
間瀬「お姑さんによります。あまり触って欲しくない場合もあるでしょうし、一緒に家事を進めたい場合、遠慮をしているかもしれません。
ただ、そんなときに夫に『手伝ったほうがいいかな?』と聞くのはNG。夫からの『あんまり手を出さなくていいよ』などの返事はあてになりません。鵜呑みにしないほうが賢明です。
お姑さんが家事をしていたら『何か、お手伝いできることはありませんか?』『私が、代わりにしましょうか?』『手伝いますから、声をかけてくださいね』など、できる範囲で一声かけるのが一番良いと思います。反応はお姑さん次第ですが、気にしていることの意思表示は必要ですね」