麻布十番の「浪花家総本店」
都営浅草線と大江戸線を乗り継いで「麻布十番」駅へと移動。人形町の駅から30分ほどで次の老舗、1909年に創業の「浪花家総本店」に到着です。おしゃれなカフェやレストランが密集するエリアの中、風情ある外観を残したお店となっています。こちらは先ほどのように店前に行列ができていないため、すぐに買うことができそうだと思っていたところ、実は完全予約制とのこと。その場でお持ち帰りの予約もできますが、この日はなんと「1時間」の待ち時間。さすがの人気店。
しかし、実はこのお店の2階では店内で食事をすることが可能。そこであれば同じ「たい焼き」を待つことなく食べることができるとのこと。というわけで、迷わず2階席へと移動することにしました。
二階席では、たい焼き一匹セットがドリンク付きで600円。一匹追加ごとに+200円。一階で持ち帰りの場合は一匹150円のため、少々割高感もありますがテーブル代と考えれば納得。ここではたい焼きの他にもあんみつやかき氷、うどんや焼きそばも食べることができます。
柳屋にも負けないほどのあんこがぎっしりと詰まったたい焼き。皮はあんこが透けそうなほどの薄さです。
柳屋に比べてあんこを煮詰めているため粒が柔らかく、よりしっとりとした中身に。お昼時ということもあり、この日は焼きそばと一緒に注文。違和感のある組み合わせですが、「塩気のある焼きそば」と「甘いたい焼き」が意外にも好相性。ほうじ茶と一緒に頂けば、どこか懐かしい気持ちになりクセになりそうな組み合わせ。時間によっては2階も列ができるほど混雑ぶりなので訪れる際はご注意を。