AeLL.――思わずじっsくりと聴き惚れてしまう歌声!

4番手に登場したのはAeLL.(エール)。グループ名はActivity Eco Life with Loveの略、「健康」「エコ」「環境問題」という独自のコンセプトを掲げる4人組です。富士山でゴミ拾い、山梨県南アルプス市で開墾を行うなど、活動内容もかなり個性的(それで注目ポイントが『開墾』だったのですね)。

 
 

もちろんステージ上ではばっちりアイドルとしてフロアを盛り上げます。AeLL.の魅力はなんといっても「歌」。ボーカルが若干エフェクトがかって聴こえた1曲目『MAGIC⇔MUSIC』に比べて、2曲目『シグナル』では4人の見事な歌唱力をより強く感じることができました。どの曲も4人のボーカルに見事にフィットした楽曲で、言い方を変えるとAeLL.の楽曲って、歌が上手い人が歌わないとサマにならない曲なんだと思います。
 

 

そんなボーカルを引き立てるように、あえて間をつくることで奥行きを生み出すような独特の振付けも、AeLL.の独特の世界観を形作るうえで欠かせない要素です。3曲目『DREAMER』ではスタンドマイクを使用し、4人のボーカルもさらに熱を帯びます。思わずじっくりと聴き入ってしまいました……。ライブ終了後には「TIFはこういうアイドルが輝くべき」とのニコ生コメントがありましたが、踊りで魅せるグループもあれば歌を聴かせるグループもある、アイドルが持つ多様な面白さを再確認したAeLLのステージでした。