毎度ありがとうございます。鈴木妄想の研究レポート、今回は『TOKYO IDOL FESTIVAL 2012』、略してTIF2012でございます。今回の取材テーマは、鈴木がこれまで研究で取り上げてきたグループ、そして「TIF期待のアイドル投票」の投票対象になっているグループを中心になるべく多く取材すること。

や、もともとは鈴木が一人で取材する予定ではなかったんですが、前日に急遽予定組みなおしになりまして…。いやーもうどうしようかと思ったんですが、全アイドル、みんな違ってみんなイイ!全グループに期待!と思っていたので、これはむしろ僥倖でしょう。これまでお世話になったいろんなグループも、今回しっかり見てみよう!というグループも両方体験できるまたとない機会。さらには各地でうわさになっているあんなグループ、こんなグループも見に行きたいし…。事前にリスト化されたグループ数は、約40程度。この数、一人で取材できるのか!やれんのか!

まず初日、効果的に組数を見るために考えたのが、なるべく移動を減らすこと。夏場の移動って時間と体力を消費するじゃないですか…なにせ暑い!メインステージがあるZepp Divercityとたくさんステージがある湾岸スタジオでは、徒歩にして10分弱の距離があります。ここを炎天下で行ったりきたりするのはツライ…。まずは一つの会場で確実に見ていこう!というわけで、メイン会場ことHOT STAGEを選択!

HOT STAGEの最初に登場したのは、LinQ!座談会では山村さんがご推薦でした。「地方アイドル三連発」として注目してましたし、この時間帯を見逃す手はない!この日のLinQは、新曲『シアワセのエナジー』からテッパン曲『カロリーなんて』で盛り上げた後は、LadyチームとQtyチームを『Fighting Girl』と『さくら果実』でお披露目、そこからまさかの『ハジメマシテ』『チャイムが終われば』『For You』『Shining Star』というお約束フルコース!という感じで、うお、自己紹介した後に通常公演始めた!とか思って一人で盛り上がっておりました。

特に『Shining Star』でのタオル回しは定番でありながら壮観。LinQってスロースターターなイメージがあったんですが、完全に最初っからぶっ飛ばしてくれました。最後は『祭りの夜』でシメ。はっぴをなかなか着れないゆうみんがかわいすぎました!いやー、かなり場内盛り上がってましたし、今のLinQ、安定してますね!

お次に登場したのがDorothy Little Happyで、去年のTIFでの大ブレイクが記憶に新しいところです。そして、このグループも最早このキャパシティーであれば手中に収めている、という感がありました。ほんとブレない!どこでもハイクオリティな歌とダンスを見せてくれる、という安心感がありますね。LinQが「公演」という形式がベースにあるとしたら、ドロシーは本当に「ライブ」という感じ。しっかりとパフォーマンスを見せてくれました。さすが!

楽曲がかわいらしい感じなのが、ブレイクのダンスで荒ぶってくるのもカッケーですね。『HAPPY DAYS!』からはじまって、新曲『飛び出せ!サマータイム』や震災を経験した想いがつまった『Life goes on!』もやったし、『ドロシーの世界1周夏物語』なんかも面白かったし、最後はもちろん『デモサヨナラ』で「オレモー!」が響き渡ったし、ファンならずとも大満足だったんではないでしょうか!