100円のスクイージーで綺麗に素早く窓掃除!

いよいよ掃除も大詰め。家の中が綺麗になったところで、最後に外。そう、窓掃除です。

窓ガラス用のクリーナーとか良く見かけますが、どんなクリーナーよりも綺麗になって、そして素早く窓掃除が終わるグッズが100円ショップには用意されているのです。それがこの「スクイージー」「網戸ブラシ」

スクイージーはいくつか種類がありますが、慣れないうちは余分な力が入ってしまうので、一番ゴムの柔らかいものを選んでおいた方が良いかもしれません。網戸ブラシは何でもOKです。当然、どちらも100円です。
 

まずは、窓掃除用の洗剤を作りましょう。専用の洗剤なんて要りません。台所にある食器洗い用洗剤で十分! これをバケツに2~3滴垂らします。ほんとに2~3滴でOK。あまり濃くし過ぎるとすすぎ工程が大変になるのでご注意を。その後水をバケツの7分目くらいまで注ぎます。

 

窓ガラスはシャワーでジャーっと一気に濡らしてしまいましょう。

 

網戸ブラシに先ほど作成した石鹸水を付けて軽く全体をなぞっていきます。ゴシゴシしなくてもOK。なぞり終わったら再びシャワーで石鹸水を洗い流します。なお、スポンジではなく網戸ブラシを選択した理由は、網戸も洗えて一石二鳥だからで深い意味はありません。ついでに網戸も洗っておきましょう。

 

スクイージーはプロだと一筆書きで綺麗に動かしますが、修練が必要なので段階に分けてかけていきます。

1.上のサッシは雑巾で水を取る
2・始点は窓の左上にピタッと合わせる
3.スクイージーを押し当てたままちょっと斜めに傾かせる
4.まっすぐ右方向に動かす
5.最後に右上から下に向けて動かす

 

スクイージーの進行方向としてはこうなります。

慣れるまで難しいかもしれませんが、雑巾拭きよりもはるかに早く、そして綺麗になりますよ。


シャワーが使えない場合はペットボトルスプレーを使うと便利。スプレーに石鹸水を入れて窓に吹きかけ、濡れ雑巾で拭き取ります。仕上げに石鹸が残らないように水のスプレーを吹きかけてスクイージーをかけていきましょう。

ちなみに、スクイージーは普段は浴室に置いておくと便利。お風呂上りにササッと鏡の水滴を取っておくとウロコ汚れがつかなくなりますよ。
 

重曹で家中ピカピカに。重曹の使い方を覚えておこう!

重曹の便利さは異常です。何にでも使える万能クリーナーです。
 

1.床掃除に重曹スプレー


一見綺麗に見える脱衣所の床ですが、重曹スプレーを振りかけて濡れ雑巾で拭きとってみると……

 

ごらんの有様。意外と目に見えない範囲で汚れは付いています。重曹で掃除するとサラサラ感が残るので、この季節は特にオススメです。台所の床掃除にも活躍しますが、フローリングによってワックスを分解してしまうため注意が必要です。まずは目立たない隅っこでテストしておきましょう。また、白木には使えません。

 

 

2.もう捨てろよ! って言われるようなスリッパも


台所で使っていたため油汚れなどで真っ黒。もう捨てて新しいものを買いたくなりますが……

 

真っ白! とはいかないものの、まだイケる程度には復活。もったいない、もったいない。

 

 

3.キッチン掃除の日々のお手入れに


軽めの油汚れならオレンジクリーナーを使わずとも重曹スプレーで十分です。キッチンの使用後に掃除しておくクセをつけておきましょう。

 

 

4.壁の汚れ落としに


壁の汚れは重曹スプレーを振りかけてメラミンスポンジでこすると綺麗になります。ただし強くこすり過ぎると壁紙が削れてしまうので注意しましょう。

 

 

5.カーペットの臭い取りに


重曹には脱臭効果があります。ペットや赤ちゃんがカーペットにそそうをしてしまった場合は、重曹スプレーで良く拭きとってその上から粉のまま重曹を振りかけておきましょう。一日おいておくと水分が飛ぶので、掃除機で吸えば匂いも無くなります。

ただし、重曹は非常に目の細かい粒子なので、掃除機のフィルターがすぐ詰まります。ご注意ください。


さて、長々と掃除グッズとテクニックをご紹介してきましたが、いかがでしょうか? 個人的にはペットボトルと重曹の万能さにはただただ、感心するばかりです。ではここまでの出費をざっと計算してみましょう。

・メラミンスポンジ----------100円
・霧吹きヘッド--------------100円
・重曹----------------------100円
・クエン酸------------------100円
・オレンジクリーナー--------100円
・アルカリ電解水クリーナー--100円
・すみっこ吸いブラシ--------100円
・ペットボトルブラシ--------100円
・スクイージー--------------100円
・網戸ブラシ----------------100円

ちょうど1000円(+税)となりました(ゲスト出演:タワシ、台所用洗剤、バケツ、歯ブラシ、雑巾)。

1000円、わずか1000円で家中ピカピカになります! これからの季節、水回りを中心にどんどん汚れが進行します。ぜひ、定期的なお掃除を心がけて、お家も心もリフレッシュしていきましょう!

ガジェット、PC、家電を中心にフリーライターとして活動中。ウレぴあ総研をはじめ、ハピママ*、ギズモード・ジャパン、コタク・ジャパンなどのWebメディア。雑誌・ムックなどの紙媒体などでも幅広く執筆。趣味は「農業」、ライター仲間からは「兼業ライター」と言われることも。