長崎の離島、五島列島に、さつまいも好きが気になる郷土菓子があることが判明!
食にこだわりのある、成城石井のバイヤーが発掘した「かんころ餅」です。
さらに美味しくなるアレンジ術も紹介してくれました。
「かんころ餅ってそもそも何?」「どんな味と食感?」「アレンジってどうやるの?」とみなさんの素朴な疑問にお応えします!
「かんころ餅」って何?
かんころ餅は、長崎県の「食の宝島」と呼ばれる五島列島に古くから伝わる、さつまいもともち米を使った郷土菓子。
五島地方では、さつまいもを天日で干したものを「かんころ」と呼び、それをもち米に混ぜてつきあげると、もっちりとした食感と素朴で、優しい味わいが特徴のかんころ餅ができあがります。
成城石井が2022年5月20日からスタートさせた、「四季プロジェクト 長崎離島編」。
こちらの企画では、バイヤーが発掘した五島列島や壱岐・対馬の“おいしいもの”を、最大55種類提供していますが、かんころ餅は、その中の一つ。
今回ご紹介する「真鳥餅店かんころ餅」(税込540円)は、原材料からこだわり、かんころ餅に最適と言われている、五島産のさつまいも「高系14号」と九州産のもち米を使用しているのが特徴です。
バイヤーによると、5mm~1cm程度にスライスして、そのままでも美味しく食べられるそう。
ですが、なんと言っても、オーブントースターなどで焼いていただくのがおすすめだとか。
軽く焼き色がつくまで焼くと香ばしくなり、さつまいもの甘みと、もちもちとした食感が増して、より一層美味しくなるそうですよ。
実際に食べてみたところ、「これは……!」と一瞬停止してしまうほどの美味しさ。
さつまいも好きは、さつまいもの「ホクホク」感や濃厚さが好きな人が多いと思いますが、かんころ餅は、まさにそのさつまいもの魅力が、もち米によって倍増していました!
かんころ餅がさらに美味しくなるアレンジ術4選
驚くべきことに、かんころ餅をアレンジすると、さらに美味しくなるらしいのです!
成城石井バイヤーが教えてくれた、4つの激ウマアレンジ術をご紹介します。
1.「バター × はちみつ」で至福の菓子に!
食べる前から「これ絶対うまいやつ!」と確信するバターとはちみつの合わせ技。
1cm程度にスライスしたかんころ餅を、オーブントースターもしくは、フライパンで軽く焼き色がつくまで焼き、バターを乗せ、はちみつをかけたら完成!
やっぱり「うまいやつ」でした。
バターのコクと、はちみつのまろやかな甘さが、かんころ餅と相性が良く、至福のひとときを味わえます。
2.酸味が絶妙!クリームチーズサンド
アレンジ系に、ここぞとばかりに登場する濃厚女王クリームチーズ。
かんころ餅とは合わないはずがありません!
1cm程度にスライスしたかんころ餅を、オーブントースターもしくはフライパンで軽く焼き色がつくまで焼きます。
その後は、冷蔵庫でよく冷やしておいたクリームチーズを、かんころ餅と同じくらいの厚さにして挟めば完成。
まったりとした甘さのかんころ餅に、クリームチーズの酸味がほどよいアクセントに。
お好みでは、ちみつをかけて甘みをプラスしていただくのもおすすめだそうですよ。