<物知り自慢>

博識なのはすばらしいこと。話の引き出しも多ければ、話題も豊富で、会話をしていて楽しいですね。ただし、知っているという事実をひけらかすと、異性に引かれがちに。残念ですが、物知り女子は、男性に引かれてしまうことも…。男性から「君って物知りなんだね」と言われたら、引かれてしまっている合図かもしれません。

人は、人の話を聞くより、自分の話を聞いてもらいたい傾向があるといいます。自分よりいろいろなことを知っている相手に、素直に感動できない人がいるのは事実。「能ある鷹は爪を隠す」ということわざは、人付き合いを円滑にする上で意識したいところ。わざわざ知っているんですと自分から言わなくても、伝わる人にはわかってもらえるようです。もの知りぶらなくても大丈夫。気付いてくれる人はいます!「私、それ知ってるー」が口癖になっているなら、周囲の反応を一度気にしてみてはいかがでしょうか。
 

<持ち物自慢>

時計にバッグ、靴など、自分の持ち物がいくらしたのか、どこのブランドのものなのか、語りたい人は多いですね。特に、苦労して手に入れたものならば、誰かに聞いてもらいたいものです。「手に入れるのがものすごく大変だったんだ」と、数百万する時計について語られても、その価値がわかる相手ならまだしも、あまり興味のない異性に話すと「経済観念大丈夫?」と心配される場合もあります。

女性なら「200万のバーキンなのよー。パリでやっと手に入れたのよ」と男性に語っても、「バッグに200万??」と、男性には理解できないかもしれません。特に、知り合って間もない相手は、相手の感覚や趣味がわかりませんよね。ですから、持ち物について自分から語るのは控え目に。相手から質問されたら「適度に」答えて会話の糸口にするのがおすすめ。

詳細を語ったり、マニアックな情報には、興味を示さない可能性が高いので、様子を見ながら!もしかしたら、質問してきた相手は「自分の何か」に気付いてほしくて、あなたの持ち物に話題を振った可能性もありますので、話題を振られたら振り返してみるのもいいかもしれません。
 

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。