カンテレ企画・主催のお笑いライブ『TOKYO GEININ COLLECTION』が9月17日(土)、18日(日)に大阪工業大学 常翔ホール(大阪市北区)にて開催される。東京を代表する人気芸人が集結するこのイベントのMCをナイツとともに務めるモグライダーの芝大輔とともしげが、大阪市内で開かれた取材会で意気込みを語った。
「TOKYO GEININ COLLECTION」チケット情報
出演は、モグライダーのほか、所属するマセキ芸能から“東京の劇場番長”ナイツをはじめ、三四郎、かが屋、さらに人力舎からは、数々の賞レースで結果を残している実力派ピン芸人、吉住も出演する。芝は、「超豪華なメンツだと思います。お祭り感もありますし。そういうときは僕らも調子があがります。期待してください」とネタの仕上がりにも自信を見せ、「今年、僕らの母校がどちらも甲子園に出場することになったんです。このイベントは夏の甲子園のイメージ。高校球児に負けないように頑張りたい」と、ともしげも闘志を燃やしている様子。
昨年のM-1グランプリ決勝からブレイクし、売れっ子芸人の仲間入りを果たしたモグライダーだが、大阪の舞台には苦手意識があるという。芝は、「初めて大阪でネタをしたときはまったくウケなくて。毎回来るたびに緊張してます。去年のM-1でキャラを知ってもらえたと思うので、いい思い出に塗り替えたい」とコメント。
テレビ局主催ながら“地上波放送ではできない尺とネタ内容”を楽しんでもらうおうと企画されたこのイベント。モグライダーの“本気ネタ”について芝は、「その日その時だけ飛び出す動きやハプニングを楽しんでほしいです。出番後、自分たちが何を言ったか覚えてないときが一番出来がいいとき。その感じを思いっきり出せたら」と語った。
大阪ではあまり見ることができないモグライダーのMCにも注目。ともしげは、「東京のライブシーンでは芝くんはMC王ですが、いつも僕はマスコット的に動くだけ…。ゆくゆくは冠番組をやりたいので、ギャラ泥棒と言われないように頑張ります!」と目標を掲げ、MC力の向上に気合十分。
9月17日(土)の13時からは、本公演に先駆けたスピンオフ公演「モグライダーと仲間たち」も開催。M-1グランプリのファイナリスト経験もあるウエストランド、真空ジェシカに加え、同じ事務所の後輩であるカナメストーン、赤もみじ、ひつじねいりなどモグライダーと親交の深い芸人5組が出演する。ともしげは「友達ばかりです。東京でいつも楽しくやっている感じをそのままやれたら。これだけの人がいたらみなさんがなんとかしてくれると思うので、僕は健康管理をしっかりして美味しいもの食べて頑張ります!」とマイペースに挑むことを宣言した。
本公演は、9月17日(土)、18日(日)それぞれ2回、計4公演を開催。チケットは発売中。
取材・文:岡田あさみ