逆ダイエット作戦

Cちゃんの彼は、最近、体型を気にしはじめたそう。少し太ってきたかなと感じている様子。

そんな彼が、女友達と内緒で食事に行き、Cちゃんは激怒。そして彼は「君とご飯に行ったら、油物もお酒も控えないと怒るじゃん。たまにはガツガツ食べたかったんだ」と。

彼の体型を気にして、一緒に食事をするときは、食べるもの、お酒にも気を使っていたCちゃん。彼の体を気遣うのは当たり前ですが、彼が気づかないのは残念。

そんな風に言われたうえに、内緒で女子とご飯に行く彼に、Cちゃんはプチ復讐を実行したそうです。

まず、手作りの食事には、唐揚げ、トンカツ、ハンバーグ…など、高カロリーなものを並べ、外食する時のお店のチョイスは、中華にイタリアンとこれも油たっぷりのメニューを選ぶことに。

見るだけで、胸焼けしそうですが、脂っこいもの、味の濃いものが大好きな彼は、彼女の意図に気づいていなかったそうです。大好きなものが目の前に並ぶと、ダイエットしていたことが、頭から吹っ飛んでしまうのは、男も女も同じなんですね。

彼女の目論みは「もっと太って、女子から食事の声がかからなくなればいい」というもの。

ひと月後、お腹周りがだぶついてきた彼は、ヤバいと感じている様子。焦った顔を見て、Cちゃんがこっそり笑っていたのは間違いありません。

「だから、油物とお酒を控えるように言ってたのに」と言えば、彼も納得するしかなかったことでしょう。

Cちゃんの復讐は成功。彼は、増加した体重を落として体型をすっきりさせるのは大変だと思いますが、彼女の心は、これですっきりしたのかもしれません。


先日、友人の男性に「女の子からプチ復讐されたことない?」と聞くと、「包丁で刺されかけた」と返ってきました…。そんなマジ復讐に比べたら、上記の復讐エピソードはかわいいものではないでしょうか。

男性のみなさん、どうか、女子が復讐心を燃えさせるようなことにならないように、女子の気持ちを察してあげてください。
 

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。