子どものことや将来について
「研究職の僕は仕事に集中するために別居婚を選びましたが、妻とは『いつ子どもを作るか』について話しました。
いつまでも別居は嫌だし、研究は続けるけどやっぱり子どももほしくて。
妻から『子どもを産むなら同居、家事や育児もふたりでやりたい』と言われ、別居期間は一年、その後は妻がこちらへ来ることに決めました。
別居婚だといつまでこの状態でいるのかが見えづらくて、子どもや将来のことは別居する前に話し合っておくべきだと思います」(男性/36歳/研究職)
今は別居婚であっても、いずれは同居に戻り家族で暮らしたいと考える夫婦もいます。
別居する前に、子どもはどうするか、産むならいつのタイミングか、それぞれの意思をきちんと確認するのが正解です。
そのうえで別居期間など決めておくと、離れている間も話を進められますね。
将来についても、「いつまで別居婚でいるか」はふたりの生き方に影響するため、無視することはできません。
子どもや将来のことは、別居する前に気持ちを打ち明け合う機会を持ちたいですね。
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同居していなくても、愛情さえあれば続くのが夫婦といえますが、別居を選ぶなら決めておいたほうがいいことはたくさんあります。
物理的な距離がそのまま心の離れ具合になるのが一番避けたいことで、愛情や信頼を育てていくなら「どうありたいか」の本音を忘れてはいけません。
ふたりの気持ちが揃った状態で別居婚を選ぶことが、何よりも重要といえます。
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