生活費をどうするか

「別居婚を決めたときは、お互いの生活費について話し合いました。

私はパート勤務、夫は公務員で収入に差があり、それぞれの住むアパートの家賃は自分で払い、そのほかの生活費は夫がこちらに毎月数万を振り込むようにしました。

夫の仕事が落ち着いたら私が夫の元へ行く計画だったので、私のパート勤務を変えられず収入が上がらないのがつらかったですね」(女性/31歳/サービス業)

別居婚であっても、夫婦は生活費を分担するのが当然です。

それぞれの収入で生活費をまかなえるなら良いですが、そうでないならどちらがいくら出すかを決め、不意の出費などにも備える必要があります。

収支について夫婦で定期的に話し合う機会を作るなど、別居していても生活を支え合う姿勢を持ちたいですね。

普段の連絡や会う日について

「私が看護師でシフト制のため、公務員の夫と生活リズムに合わせて連絡することに決めていました。

私のスケジュールを送って、夜勤がない日は毎晩電話、連休があれば夫が会いに来てくれる形にして、予定を立てました。

別々に暮らしていればそれぞれ約束が入ることもあるので、会う日などは前もって決めておくやり方がストレスがなかったですね」(女性/35歳/看護師)

別居婚の場合、普段の連絡や会う日についても、ふたりのやりやすい方法を考えるのが最善。

特に生活のリズムが違うときは、お互いの予定を把握しておくとすれ違いが起こりません。

別居で夫婦を続けることは、連絡の頻度も会う日を決めるのもお互いの歩み寄りが欠かせず、それが信頼につながります。

適当に決めて何かあれば揉めるのではなく、別居だからこそお互いの気持ちを確認することを、忘れたくないですね。