ガストン
ベルに結婚を断られ落ち込むガストンを、ルフウを中心とした村の人々が励ます楽曲。
舞台では、キャストがグラスを手にし、お互いのグラスをぶつける音で音楽を盛り上げる、ミュージカルらしい演出があります。
キャストがお互い動き回りながら、グラスを正確な位置とタイミングで合わせないといけない、難易度の高いシーン。
稽古でも実際のグラスを手に、細部まで演出の指導が行われていました。
本番以上に何度もグラスを使うため、マットさんいわく、グローブをはめて稽古しないと手を痛めてしまうそうです。
俳優の方々が持つ、細かな演技に加えて体力の強さも感じられました。
27年で変わったガストンの表現
マットさんは、ガストンとルフウの関係について、暴力的な動作を新演出で変更したと語りました。
2人は仲が良いから、身体的な体のつながりを持っていました。
しかし、今日の世界では暴力が世の中に蔓延しており、マットさんは「僕は舞台上で暴力を見たくない」と、身体的な動作を全て無くしました。
今回の演出では、2人の関係は違う方法で表現されています。
初演の27年前、ガストンのルフウへの動作は面白く受け止められ、観客はそれを見て笑っていたと証言。
しかしユーモアが年月と共に変わってきて、2人の関係の表現方法も変わりました。
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