・髪の毛の飾りに、タンポポやシロツメクサなど、その辺に生えている花をつける

髪にあしらうのは、その辺でつんできた野草がベスト。タンポポやシロツメクサ、場合によってはあじさいの一部をもぎとったり(人んちの庭のものに手を出さないように)、線路端に生えているような類いの草花ならとにかくなんでもOK。

素朴さとナチュラル感を究極に体現した「自然の髪飾り」は、貧乏臭くなく飾り付けることができた場合のみ、「野に咲く一輪の花」として彼の目に映ることでしょう。

 

・男の顔ばかり見て、花火は見ない

これは基本中の基本です。花火など一切見やらず、男の顔だけ見上げていればそれでOK!ドーン、と花火が打ち上がった瞬間に見ているのは、彼の横顔です。それを延々繰り返してください。

その粘着質な偏愛ぶりも、ドジな女の子がやるとなれば不気味さも半減するというもの。一方的な思いの寄せ方で、特別な愛を育んでください。

 

・花火の写真は携帯のカメラではなく、「写ルンです」で撮る

持ち物やツールがとにかく古くさくないと、ドジというキャラクターは成立しません。

今や懐かしい「写ルンです」をどこからか探し当ててきて、ジー、ジー、とフィルムを巻いて写真を撮ってください。

臆することなく他の人にも「すいませーん、写真撮ってもらえますか~?」と写ルンですを手渡し、「ドジだけど何にも動じない意志の強い女の子」をアピールするのです。

ドジっ子のもうひとつの顔は、「意志の強さ」。彼への一途な思いに通じる、「他の何物にも影響されない世界観」を持ち続けることが、思いを成就させる第一歩なのです。

 


いかがでしたでしょうか?

あの金麦CMも、上手に活用すれば「ドジでモテる女の子」になる格好の参考材料になるのです。

役柄をうまく演じきっている檀れいさんを参考にして、我々も「もーう!」というセリフが似合うような「放っておけない女の子」になりきりましょう!!
とりあえず、応援しています!!!

1974年生まれ、東京在住。前職は大手ネットショッピングモールのPR担当。2009年より「ライフハッカー」にて恋愛記事の執筆を開始。現在は「金メダル級のダメ男とばかりご縁がある切ない人生を送ってきた、虫の息の恋愛コラムライター」として活動中。また、別ジャンルで「ヨリエ・スディラジェンコフ」名での執筆活動も行っている。