「家族に無関心だった夫との離婚は、財産分与が一番の問題でした。
夫は離婚そのものには反対しないけれど、『俺が稼いできた金だから』と貯金や生命保険の返戻金を折半することを嫌がり、しまいには『離婚したいのはそっちなのだから、慰謝料を払うべきだ』と言い出す始末。
お金にうるさい義実家の連中までわざわざ私に電話をかけてきて、『非常識だ』となじるのが悔しかったです。
でも、二人の息子は仕事と趣味にしか時間を使わない夫を見てきて、学校の行事や塾の送迎など仕事を休んでやっていた私の味方でした。
ふたりとも進学と就職ですでに家を出ていましたが、『離婚調停を起こしてはどうか』『弁護士に相談したら』と離婚の決意が固い私にアドバイスしてくれて、心強かったです。
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