(写真左より)戸郷翔征(読売ジャイアンツ)、栗山英樹監督

10月4日、11月の強化試合『侍ジャパンシリーズ2022』に出場する野球日本代表・侍ジャパンのメンバー発表記者会見が行われた。メンバーを選出した栗山英樹監督はこのようにコメントした。

「この戦いのベストメンバーを組んだつもり。僕自身初めての戦いになるが、この戦いに勝つということ。チームに足りないもの、3月までにやらなければならないこと、ひっくるめてやっていきたい」

侍ジャパン28名のメンバーは次の通り。
【投手】11佐々木朗希(ロッテ)、13森浦大輔(広島)、14高橋宏斗(中日)、15大勢(巨人)、16宮城大弥(オリックス)、17伊藤大海(日本ハム)、18森下暢仁(広島)、20戸郷翔征(巨人)、21今永昇太(DeNA)、22山崎颯一郎(オリックス)、44與座海人(西武)、47高橋奎二(ヤクルト)、65湯浅京己(阪神)
【捕手】10森友哉(西武)、19甲斐拓也(ソフトバンク)、27中村悠平(ヤクルト)
【内野手】1山田哲人(ヤクルト)、2源田壮亮(西武)、3牧秀悟(DeNA)、25岡本和真(巨人)、51中野拓夢(阪神)、55村上宗隆(ヤクルト)
【外野手】4周東佑京(ソフトバンク)、5近本光司(阪神)、7佐藤輝明(阪神)、8近藤健介(日本ハム)、9塩見泰隆(ヤクルト)、63西川龍馬(広島)

半数を超える15名が初選出という若いメンバーとなった要因を問われると、指揮官はこう答えた。
「本当に若くて力のある選手ばかり。経験がないだけ。若いから選んだのではなく、力のある選手を選んでいった結果、若いメンバーになったんだとあとからわかった」

村上についてコメントを求められると、栗山監督は以下のように評価した。
「僕から何か言葉をということはない。国民が何をしてくれるのか、楽しみにしていると思う。あのように能力が高い選手にはまだまだ天井は上にあると思う。何を見せてくれるか楽しみにしている」

記者会見後半には初選出された戸郷も登場。「野球をはじめたころから侍のユニホームを着ることをひとつの目標にしてきたので、プロ4年目で侍のユニホームを着られて光栄に思う。チームも背負っているし、変なプレーはできない。でも楽しく、のびのびとやっていきたい」と意気込みを語った。

侍ジャパンは11月5日(土)・日本ハム、6日(日)・巨人と東京ドームにて強化試合に臨み、11月9日(水)・10日(木)・札幌ドームにて『侍ジャパンシリーズ2022』でオーストラリア代表と対戦する。来春に開催される『WBC 2023』へ向けて強化を進める。チケット発売中。