カメラマン:五月女菜穂

ミュージカル『新テニスの王子様』Revolution Live 2022が10月6日(木)から幕張メッセ 幕張イベントホールで開催される。“新テニミュ”として初のライブイベントで、総勢37名のキャストたちがThe First StageとThe Second Stageで披露された楽曲を会場中に響き渡らせる。

今回のライブの見どころについて、越前リョーマ役の今牧輝琉(いままき・ひかる)は「キャラクターも曲もライブ仕様になっていて、舞台とはまた違った演出なんです。僕ら自身も予想していなかった演出がいっぱいあったので、お客さんから見てもいろいろと発見があると思います」と語る。「本編では見られないような組み合わせで歌う曲もあるので、結構驚くんじゃないかな。僕自身も驚きましたし、『こんなことするんだ!』と胸が熱くなりました」。

越前リョーガ役の井澤勇貴(いざわ・ゆうき)は「見どころは、岸(祐二)さん。歌がハンパないです。多分、当日は幕張近くの海が荒れるんじゃないかな」と笑う。自身がライブで楽しみにしていることについては「リョーガの『遊んでやるぜ』という曲があるんですけど、初めて音源を聞いたときから、ミュージカルの楽曲というよりライブのパフォーマンスとして披露するような曲調だなと思っていたんです。だから今回のライブでどういう風になるのか。僕も楽しみですし、皆さんにも楽しみにしていてほしいです」。

改めてお互いの印象を尋ねると、井澤は「普段の彼のSNS投稿を見ていると、かわいい要素が多いじゃないですか。でも、ステージに立つと頼もしい。安心感があるんですよね」と話し、一方の今牧は「直接的な言葉で教えてもらったことよりも、見せて教えてくれることが多いです。The Second Stageの本編の稽古中もダンスがすごいなと思ったんですけど、今回のライブの稽古はもっとすごい!『僕はこの後にパフォーマンスをしなくてはいけないのか』とある意味、こちらのやる気がなくなるぐらいです(笑)」などと仲睦まじく語っていた。

公演は10月10日(月・祝)まで。

取材・文・撮影:五月女菜穂