(写真左より)東京ヤクルトスワローズ・高津臣吾監督、小川泰弘

いよいよ明日に迫った『2022 JERA クライマックスシリーズ セ・リーグ』。決戦前日の10月7日、『JERA CS セ』共同記者会見が行われた。2年連続ペナントレースを制した東京ヤクルトスワローズ、2位横浜DeNAベイスターズ、3位阪神タイガースの監督、選手が意気込みを語った。

阪神・矢野燿大監督「今季はうまくいかない苦しいシーズンだった。でも選手たちが最後粘りに粘ってもう一度チャンスを作ってくれた。明日3位から挑戦したい」
近本光司「阪神は3位からの下克上だが、この『JERA CS セ』を盛り上げて、日本一を目指してがんばりたい」

DeNA・三浦大輔監督「今年は『横浜反撃』というスローガンのもとチーム一丸で戦ってきたが、リーグ優勝に届かず悔しい思いをした。この思いを『JERA CS セ』でぶつけて優勝できるよう、17連勝したハマスタでもっと熱い戦いを見せたい」
佐野恵太「2位に終わったシーズン、スローガンの反撃のチャンスがまだ残っている。個人としてもチームに勢いを付けるプレーをしていきたい」

ヤクルト・高津臣吾監督「我々もグラウンドでしっかりエネルギーを輩出して、素晴らしい『JERA CS セ』にしたい。昨年同様に『JERA CS セ』をクリアし、2年連続日本一にチャレンジしたい」
小川泰弘「スローガンである『熱燕』、もう一度神宮で熱い戦いができるチャンスをありがたく思い、チーム一丸となって臨みたい」

三浦監督と矢野監督は明日の予告先発を発表した。
三浦監督「チームを背負って、先発を引っ張ってくれた今永(昇太)。リーグ優勝されたゲームも今永。リベンジするための大事な一戦を今永に託したい」
矢野監督「タイガースは青柳(晃洋)でいく。やっぱりこの試合青柳に任せたいと思わせてくれる投手」

キーマンを問われた監督たちはこのように答えた。
矢野監督「近本が隣にいるので近本、中野(拓夢)も大事。うちは足を使えるチームなので、中野が出た後の近本やクリーンアップが相手も嫌だと思う」
三浦監督「佐野はやってくれるはずなので、キーマンは一番打者の桑原(将志)。どれだけ出塁するか、どうやって勢いを付けてくれるか」
高津監督「隣にいる小川。前半苦しい時もあったが、後半ロースコアのゲームを取れるピッチングしてくれたので、引き続き『JERA CS セ』でもやってくれたら。攻撃の方ではやはり4番・村上(宗隆)。彼のバットは勝敗を大きく左右するバットだと思うので期待している」

『JERA CS セ』ファーストステージ・DeNA×阪神は10月8日(土)~10日(月・祝)・横浜スタジアムにて2勝先取、ファイナルステージ・ヤクルト×ファーストS勝者は10月12日(水)~17日(月)・神宮球場にて4勝先取(ヤクルトは1勝のアドバンデージ)で開催。ファイナルSのチケットは本日一般発売、ビジター側のチケットは10月11日(火)一般発売。