「ファーストペンギン」(C)日本テレビ

 奈緒が主演するドラマ「ファーストペンギン」(日本テレビ系)の第5話が、2日に放送された。

 本作は、縁もゆかりもない漁業の世界に飛び込んだ若きシングルマザーの岩崎和佳(奈緒)と、彼女と共に改革の荒波にこぎだした漁師たちの奇跡の実話をモデルに描いたリアルサクセスストーリー。

 ある日、和佳の息子・進(石塚陸翔)のかかりつけ医で、相談相手でもある琴平祐介(渡辺大知)が、東京から訪ねて来る。和佳は、祐介が片岡洋(堤真一)の息子であることを知る。

 片岡と再会した祐介は、話を切り出そうとするが、片岡は激怒して事務所を飛び出してしまう。祐介は、和佳に片岡との関係や養子になった経緯を語る。

 その後、漁師仲間に説得されて事務所に戻った片岡は、祐介と仲直りする。しかし、片岡が和佳と祐介に「一緒になる気はないか」と言うと、祐介は自分が同性愛者だと告白する。

 ショックを受けた片岡は、祐介に「親子の縁を切る」と言ってしまう。そしてその夜、和佳は、片岡に祐介との出会いについて打ち明ける。さらに進にも「パパは帰って来ない」と説明する。

 その後、漁師のたくみ(上村侑)たちが和佳を囲み、永沢(鈴木伸之)の話で盛り上がっていた。するとそこへ永沢が現れ、和佳に「一身上の都合で退職したい」と申し出る。

 放送終了後、SNS上には、「離婚した後、子どもに何をどう伝えるのかって難しい」「5話も面白かった。 永沢くん、辞めないで」「どんでん返しにつぐどんでん返しが笑えて泣ける」などのコメントが集まった。

 また、祐介の性的マイノリティについての告白には、「ここで同性愛をブチ込んでくるとは。片岡さんの慌てる様子が優しい」「カミングアウトして地域医療に携わろうとしている琴平先生も、ファーストペンギンか」「地方に住む性的少数者が経験する問題には共感」などのコメントが集まった。