書店男子と付き合うメリット

最後に、書店男子と付き合うメリットとは? 同じく本好きな女子であれば、本の情報交換をしたり、本屋めぐりをしたりと楽しめそうです。

(1)本が安く買えることがある

「社員割引制度があるお店では、本を安く手に入れてもらえるかも知れません」

特に読書家な女子には嬉しいメリットになるでしょう。


(2)単純作業を効率よくこなしてくれる

「聞いたところによると、書店男子は入店後の研修で、本にカバーを手早くかける作業をマスターすると聞いたことがあります。たとえば某著名人の本は書店に並ぶと、すぐに20~30冊とまとめ買いをするお客さんがいるようで、朝イチで100冊以上の本に手際よくカバーをかけないと、仕事にならないというくらいです」

書店男子は、地味な作業でも粛々と続けられる、忍耐強さを持っています。これはこの時代を生き抜くための、強い力へとつながります。


(3)結婚後それなりに安パイな生活を期待できる

「決して派手な業界とはいえない書店で働く彼らは、どちらかというと『お金儲けに極めて熱心』とは言えないでしょう。『食べていけるほどの安定したお給料があれば』というスタンスでいる男子が多く、安定感はあります」

「冒険したい」派の女子には物足りないかも知れませんが、堅実に暮らしていきたい女子にはぴったりな書店男子。気になる書店男子がいる方は、上記を参考にアプローチしてみてはいかが?


【お話を伺った恋愛コラムニスト】
ひとみしょう・・・作家/コラムニスト/作詞家。1975年、香川県生まれ。
コピーライター、広告プランナー、作詞家を経て作家/コラムニストになる。
著書に小説『Dawn Purple』、エッセイ集『キャバ嬢に突撃取材!』(ともにネットワーク出版・Kindle版あり)、詩集『きみがすき』『milestone2011』(ともにPerception Goal fukasawa atelier)などがある。2013年7月より『ANGIE』編集長。エッセイ集『姫テク』、小説『永遠が見える場所』、詩集『おやこ(仮題)』ともに2013年中に発売予定。

 

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。