2012年、東日本大震災の復興支援のため、1年間だけの期間限定で復活したプリンセス プリンセス。紅白歌合戦をはじめとするテレビ出演に加え、解散前には一般的ではなかった夏フェスにも出演。16年ぶりの再結成ながらブランクを感じさせないパワフルなパフォーマンスで、日本を代表するガールズバンドとして強い存在感を改めて示したことは、記憶にも新しいでしょう。

そこで今回は日本のガールズバンドを10バンドセレクトしてご紹介します。男性顔負け? いやいや、女性だからこそ鳴らせるロックを堪能してみてはいかがでしょうか。
 

チャットモンチー『満月に吠えろ』

まずは2000年以降デビューのガールズバンドを3組紹介します。最初は2000年に高知で結成、3ピース編成で活動し2005年にデビューしたチャットモンチー。『シャングリラ』などヒット作を発表したのち2011年にメンバー脱退。現在はふたり体制なのですが、ふたりになってから更に伸びしろが伸び続けているのが彼女たちの凄いところ。新体制となって初のシングル『満月に吠えろ』で聴けるメロディと言葉たちは、これぞチャットモンチーというみずみずしさに溢れています。

チャットモンチーのチケット情報はこちら(https://j.mp/1dOdFkx)

 

SCANDAL『ピンヒールサーファー』

初期の制服姿でギターをかき鳴らすビジュアルが衝撃的だったSCANDAL。その後は着実にキャリアを積み重ね、今や大阪城ホールを埋める人気バンドに成長。2012年のシングル『ピンヒールサーファー』ではTRICERATOPSの和田唱プロデュースで痛快な女性の応援歌を披露してくれました。PVでのオトナな姿も堂々たるもの! 中田ヤスタカをプロデュースに迎えたニューシングルも楽しみです。

SCANDALのチケット情報はこちら(https://j.mp/1dOcdyD)
 

 

赤い公園『今更』

2010年結成、平均年齢20歳の4ピースバンド・赤い公園。ギターの津野米咲がSMAPに楽曲提供したことで、この奇妙なバンド名を知った人もいるかもしれません。楽曲の方も一筋縄ではいかない魅力を持っていて、7月のシングル『今更』も、3分間の中でめまぐるしく展開するアンサンブルの中に、何かの模倣ではないストレンジなポップネスが弾ける快作。発売中のアルバム『公園デビュー』を引っさげたツアーも楽しみです。

赤い公園のチケット情報はこちら(https://j.mp/1dOcdP7)