SHOW-YA『限界LOVERS』
最後はベテラン勢を紹介します。まずは言わずと知れた、日本のガールズバンドのパイオニア的存在SHOW-YA。ハードロック~メタルを基調とした重厚なサウンドはバンドに限らず多くの女性アーティストに影響を与え、日比谷野外大音楽堂での恒例イベント「NAONのYAON」ではそうそうたるゲストが顔を揃えます。今年7月には23年ぶりとなるシングル『V.S. MYSELF』を発表した彼女たち、2005年の復活ライブでの演奏も迫力満点です。
SHOW-YAのチケット情報はこちら(https://j.mp/1cfxxvn)
少年ナイフ『Pop Tune』
こちらはオルタナ~パンク方面での、ジャパニーズガールズバンドの始祖、少年ナイフ。ニルヴァーナが彼女たちの楽曲をカバーするなど、早い段階から海外での人気を獲得していったことも特徴のひとつ。ラモーンズを彷彿とさせる直球のポップパンクスタイルは、いまの若いリスナーには新鮮に聴こえるかもしれません。最新アルバムのタイトルチューンを聴いても、結成25年以上とは思えない脅威のフレッシュさ!
少年ナイフのチケット情報はこちら(https://j.mp/1dOcfXs)
プリンセス プリンセス『Diamonds』
最後は冒頭でも紹介したプリンセス プリンセス。ヒット曲『Diamonds』ですが、改めて確認すると英語表記、しかも複数形なんですね。昨年の紅白歌合戦でこの曲を演奏しているときのメンバーの清々しい表情が目に焼き付いています。同時期に活躍したSHOW-YAに比べるとポップス寄りの印象もありますが、解散ライブの映像を見てみると、確かな演奏力があったからこそポップなメロディが輝いていたことがわかります。
今回は厳選10組に絞ってみましたが、他にも最高の音楽を鳴らすガールズバンドはまだまだたくさんいます。ぜひお気に入りのガールズバンドを見つけてみてくださいね。