「一年ほど付き合っている彼女に浮気されたとき、ベッドでの時間を避け始めたことがきっかけでそれに気がつきました。
特に喧嘩もしていないし、一緒に寝るのを嫌がるのはおかしいなと思って注意深く見ていたら、俺といるときに隠れて誰かと連絡を取り合っているようで、『浮気でもしているのかな』と思っていました。
ある日、彼女の部屋に遊びに行ったら洗濯物のなかに俺のものじゃない男性用の下着を見つけ、心臓がバクバクいうのを聞きながらスマホで写真を撮ったのを覚えています。
俺の態度がおかしいことに彼女はすぐに気が付き、たぶんこのとき自分の浮気を知られたことを予想したと思うけど、ひたすら体調のせいにして心配する様子が虚しかったですね。
その日から彼女とは距離ができ、浮気を問い詰めると別れようと言われるのが怖くてなかなか言い出せなかったです。
でも、俺と会わない間にその男と部屋で過ごしているのかな、とか考えたら本当に苦しくて。
二週間くらいよそよそしい雰囲気でしたが、最終的に俺が写真をLINEで送り、『もう無理かも』と伝えました。
ところが彼女から返信はなく、電話をかけたら着信拒否されていることがわかり、そのとき一気に愛情が冷めましたね。
こんな終わり方ができる人だったのだ、と思うとこれまで悩んでいたことが馬鹿らしくなり、未練もなく今も音信不通です。
やっぱり『浮気の証拠』って大きな衝撃を与えるのだなと実感します」(26歳/接客業)
浮気の証拠を発見するのは、本当にショックだし動揺しますよね。
つらさに耐えながら写真に残すのは現実から逃げないためで、この「証拠」で相手の本性も見えてくるもの。
実際に送ってみてそのまま連絡を遮断するような恋人など、関係を続ける意味はないといえます。