【2022年のニュースダイジェスト(7~9月)】 本連載では、「BCN+R」の記事から2022年を振り返っていく。今回は、7~9月に多く読まれた記事をピックアップする。この期間、BCN+Rで注目を集めたのは、臨時特別給付金の申請について取り上げた記事だった。また、開業予定の大型商業施設に関する記事も読まれた。全国旅行支援や孫悟飯ビースト、ウェアラブルエアコンの無料貸し出しがテーマの記事も関心が高かった。
プッシュ型と申請の違い
【家電コンサルのお得な話・92】 9月6日の時点で、内閣府の経済財政政策として「住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金」が給付されていた。給付金は「新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、様々な困難に直面した方々に対し、速やかに生活・暮らしの支援を行う観点から、住民税非課税世帯等に対して、1世帯当たり10万円の現金をプッシュ型で給付する」というもの。
一方、「家計急変世帯」は受給者側からの申請が必要。自治体によっては、令和3年分(2021年分)の受付を継続していたり、締め切り(返送期日)が確認書到着後3カ月以内や令和4年(22年)9月30日までというように、制度運営が自治体ごとにさまざまだった。(堀田経営コンサルタント事務所・堀田泰希)
2023年春に「コストコ+ららぽーと+三井アウトレット」誕生
今年4月28日、イオンモールは地域創生型商業施設「THE OUTLETS(ジ アウトレット)」業態2号店として、福岡県北九州市に既存の「イオンモール八幡東」とブリッジで連結する「THE OUTLETS KITAKYUSHU」をオープンした。22年~23年春はアウトレットモールの開業ラッシュとなっている。
23年春には大阪府門真市に、初となる三井不動産の「三井ショッピングパーク ららぽーと」と「三井アウトレットパーク」の両ブランドの複合型大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」(1階・3階)と「三井アウトレットパーク 大阪門真」(2階)が開業予定だ。総店舗数は合計約250。ららぽーと門真を含む「(仮称)大阪府門真市松生町商業施設計画」は、三井不動産レジデンシャルの新築分譲マンション、コストコホールセールジャパン(コストコ)の倉庫店、事業所の4街区で構成する。
お得に利用しよう
【家電コンサルのお得な話・94】 観光促進策として実施されている「県民割(地域ブロック割)支援」が9月30日宿泊分(10月1日チェックアウトまで)で終了した(自治体により異なる)。その後、開始が待たれていたのが「全国旅行支援」だ。
全国旅行支援の県民割支援との主な違いは、(1)対象:【県民割】対象の県内限定(県民または近隣県在住者※自治体により異なる)、【全国旅行支援】全国(全国の都道府県在住者※実施しない都道府県除く)、(2)割引率:【県民割】最大50%、【全国旅行支援】一律40%、(3)割引上限額(一人一泊の場合):【県民割】5000円(一部例外あり)、【全国旅行支援】交通付旅行商品8000円、その他5000円、(4)クーポン:【県民割】2000円(一部例外あり)、【全国旅行支援】平日 3000円、休日 1000円――など。お得な旅行を楽しんでいただきたいと思う。(堀田経営コンサルタント事務所・堀田泰希)
絶賛の声が続出
【いま注目のトレンドワード・137】 現在、大ヒット上映中の映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」。6月29日に公式Twitterが孫悟飯の新形態の名称を明らかにし、ネット上で大きな話題となった。
ドラゴンボール超 スーパーヒーローは、前作で全世界興行収入135億円のメガヒットを記録した「ドラゴンボール超」シリーズの最新作。6月29日に配信された公開後PVには悟飯の新形態の姿があり、名称こそが「孫悟飯ビースト」だった。(フリーライター・井原亘)
100人に無料貸し出し
富士通ゼネラルは、7月20日~22日に東京ビッグサイト(東京都江東区)の東展示棟6ホールで開催される「第8回 東京猛暑対策展」に、同社が開発したウェアラブルエアコン「Comodo gear i2(コモドギア アイツー)」を出展した。
Comodo gear i2は、猛暑対策用のネッククーラーとして建設土木業や製造業(工場や倉庫)、警備業などのエッセンシャルワーカーを中心に企業が採用している。6月にJリーグのプロサッカーチーム「川崎フロンターレ」とコラボして、イベント運営ボランティアへの貸し出しや、チーム名を入れた「川崎フロンターレモデル」の製作。第8回 東京猛暑対策展の会場では、各日先着100人の来場者に対して、展示会滞在中にComodo gear i2を貸し出した。