事故になってからでは遅い!夜のライトは背後にも
通勤であれば、帰りは当然夜になります。夜になれば、自転車のヘッドライトを点灯させるのは当たり前。無灯火運転は警察にも止められますし、これは一般的でしょう。
スポーツバイクではヘッドライトが付いていないことも多いので、忘れずに取り付けましょう。
しかし特に車道を走る場合、これだけでは不十分です。前方にいる自転車に気付かず、車が追突してくる…なんていうこともありえます。
そこで大切なのが、背後のバックライト。自転車には反射板が付いていることも多いですが、ライトは付いていません。しかし自動車を考えてみてください。自動車はヘッドライトを点けると、バックも一緒に点灯します。車道を走るのですから、やはり自転車も同じ用な装備が必要。もちろんそれが、自分の身を守ることにもなります。
バックライトは自転車に直接取り付けるのではなく、着脱可能なLEDライトを用意するのがお勧め。自転車本体はもちろん、カバンや服に取り付けられるので便利です。自転車を複数台持っている人でも、1台を持ち歩けば費用も掛かりません。
周りにも注意して!自転車通勤のバッグ選び
いわゆるビジネスバッグは、そもそも自転車移動を想定した作りではありません。
良くあるのが、肩掛けベルトで斜め掛けしたまま自転車に乗っている方。カーブを曲がる際などに、身体からバッグが離れて人に当たりそうになっている姿が良く見られます。
肩掛けベルトを使うなら、身体に密着するようベルトを短くすること。ビジネスバッグには本やパソコンなど堅い物も入っていますので、そこに自転車のスピードが加われば、もし人に当たった場合に大きな怪我にも繋がりかねません。メッセンジャーバッグのようなイメージなのかもしれませんが、メッセンジャーバッグは身体にしっかり密着するように設計されているんです。
利用なのは、背負えるタイプのバッグ。最近は有名なビジネスバッグブランドも、このタイプのものを増やしてきました。両肩で背負っていれば横揺れも少ないですし、周囲も危険にさらされるようなことはありません。