「一人目を産んでから、すぐ『次の子は』と聞いてくる義母。

こっちは新生児を抱えて毎日の生活も大変なのに、手助けを提案するどころか『買い物に連れていって』と電話をかけてくることとか本当にストレスでした。

夫に話しても『悪気はないのだし』と取り合ってもらえず、モヤモヤが募るばかりだったのですが、ある日『あなたは気がきかないから二人目は難しいかもね』と遠回しに子作りの機会に触れられて…。

あまりの気持ち悪さに私は『私より夫さんのほうに問題があるかもですね。聞いてみてください』と大きな声で返してしまいました。

義母は眉をしかめて黙り、夫に告げ口するだろうなと思ったら、案の定その夜夫から『俺のせいってどういうことだ』と詰め寄られたので、『前から言っているけど、お義母さんの失礼さには耐えられないの。これからは何を言われてもあなたのせいにするから。それが嫌なら黙らせて』

と、はっきり言いました。

夫はこれまでの愚痴を思い出したのかそれ以上文句は言わず、この日以来義母からの接触が減りました。

義実家とはいい雰囲気ではないですが、あの失礼な義母と離れていられると思うと本当に気楽です。

『夫のせい』にすると夫と義母はいちいち話し合うことになって面倒に思うはずなので、いい手だったなと思います」(36歳/保育士)

二人目の気配がないことを一方的に「あなたの気がきかないから」と言い放つ義母には本当に驚きますが、モラルハラスメントとも取れるこんな発言は、無関係でない夫を巻き込んでしまうのも一つの手段です。

苦しんでいる妻を放置する夫にも責任はあり、何か言えば自分のせいにされるとわかれば夫もやめるように母親を説得するしかありません。

自分の無神経さを反省しない人には、正面から言い返すより別の方向に流れを持っていくのが正解ともいえますね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line