台湾の健康スイーツとして知られる「豆花」の食べ放題とは!?

台湾の健康スイーツ「豆花」。豆乳を使ったヘルシーな伝統的スイーツで、台湾好き女子の間でも人気ですが、なんとこの「豆花」の食べ放題が実施されていると聞きました。そのお店は台湾発祥のカフェ「春水堂(チュンスイタン)」。

タピオカミルクブームの火付け役とも言われる名店で、台湾全土で50店舗以上を展開。2013年より日本にも上陸し、現在では全国で16店舗を展開しています。

「春水堂」はお茶を使ったドリンク類が有名ですが、有名なタピオカミルク以外でも、ドリンク、スイーツ、料理いずれも高評価を得ており、おのずと「豆花」食べ放題にも期待が膨らみます。

というわけで今回はさっそく「春水堂」渋谷マークシティ店を訪ね、食べ放題チャレンジをしてきました!

フォトギャラリートッピングも豊富!台湾「豆花」食べ放題メニュー
  • オーダー後、間もなくしてサーブされた「豆花」
  • 「春水堂」渋谷マークシティ店
  • 「食べ放題」には嬉しいドリンク1杯付き!
  • 欲張りな方には、全部乗せもオススメです!
  • 愛玉×小豆×ピーナッツも美味

絹ごし豆腐のような食感の豆乳プリンに、シロップやフルーツなどを乗せていただく「豆花」

夏は冷たく、冬は温かく……年間通して台湾人に愛されるスイーツ

ヘルシーな豆乳プリン「豆花」

冒頭でも触れた「豆花」は、絹ごし豆腐のような食感の豆乳プリンに、ほんのり甘いシロップをかけ、お好みでアーモンド、タピオカ、フルーツなどをトッピングするのが一般的。

台湾では、家庭のおやつとして手作りの「豆花」が食卓に並ぶことがあったり、受け継がれた味を守り続ける「豆花」専門屋台があったり、現代風にアレンジされたオシャレな「豆花」専門カフェなどもあります。

見た目や材料はとてもシンプルですが、作り方ひとつで味や固さが大きく変わるため、お店によって違った味を楽しむことができる奥深さもあります。

また、夏は氷を入れて冷たくいただき、冬は温めていただけることもあり、年間を通して台湾人に愛され続けるスイーツです。

さて、今回「春水堂」で実施されている食べ放題メニューは、以下の内容です。

◎豆花とシロップ お変わり自由

◎トッピング(苺、愛玉、小豆、ピーナッツ、タピオカ、マンゴー各40g)つき

◎ドリンク1杯つき(一部対象外のドリンクあり / 店舗限定商品は+100)

◎価格:1850(税込)

◎販売時間:14時以降

60分制

◎おひとり様からご注文OK

◎予約不要 (当日分完売の場合は売り切れとなります)

◎ルミネエスト新宿、西宮ガーデンズ店以外の全国14店の「春水堂」で実施

 一体どんな味の「豆花」が食べられるのでしょうか……さっそくレポートしていきたいと思います!

「豆花」のなめらかな口当たりと、ジャスミンが微かに香るシロップの隠し味が美味!

名門カフェ「春水堂」の繊細な配慮がなされた味わい

オーダー後、間もなくしてサーブされた「豆花」

テーブルに着席し、さっそく注文すると、間もなくして「豆花」食べ放題セットがサーブされました。

まず並んだのは「豆花」3つと、シロップ、そして蒸篭(せいろ)に入った6種のトッピング(苺、愛玉、小豆、ピーナッツ、タピオカ、マンゴー)でした。

「豆花」の豆乳の優しい色合いに、透き通るようなシロップ、そして蒸篭の中に色とりどりに並んだトッピングの姿がとてもかわいらしく、食べる前から上がるテンションが上がります。

「どれからいただこうか」と迷う筆者でしたが、このワクワク感も食べ放題でしか味わえない魅力ですね。

まずはシンプルにシロップがけでいただきます

まずは、シンプルに「豆花」に「シロップ」だけをかけ、トッピングなしで味わってみました。

口に運んだ瞬間驚いたのは、「豆花」の食感。「ツルンッ」となめらかな口当たりが優しく、そして、「豆乳」の味わいも、「豆」特有のクセが全くありません。

台湾現地での「豆花」は、食感・味ともにお店によって様々。あえて荒めに豆乳をこしてザラッとした食感を残すところがあったり、「豆」特有のクセを強く打ち出すところもありますが、「春水堂」の「豆花」は、食感・味ともにクセをなくしており、そしてどこかオシャレなスイーツに再構築しているようにも思いました。

また、シロップの味も特徴的で、爽やかなほのかな甘みの中に、微かな酸味があります。

聞けば、「春水堂」の「豆花」はシロップにもこだわっているようで、店舗で作る無添加のキビ砂糖シロップをベースに、隠し味として「ジャスミンティー」を加えて仕上げているそう。

なるほど! これは、お茶の専門店でもある「春水堂」にしか出せない風味であると納得です。